富野由悠季&ガンダムニュースをまとめ読み。
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【速報】「ガンダム Gのレコンギスタ」メカニカルデザイナー・安田朗インタビュー!「G系モビルスーツのバックパックは7つの系統を設定。数え方は、形状ではなく、色です」
2014-11-23 Sun 22:03
■【速報】「ガンダム Gのレコンギスタ」メカニカルデザイナー・安田朗インタビュー!「G系モビルスーツのバックパックは7つの系統を設定。数え方は、形状ではなく、色です」

月刊ガンダムエース2015年1月号
「ガンダム Gのレコンギスタ」
メカニカルデザイナー 安田朗 インタビュー 要約版

――フォトン・バッテリーについて教えてください。

安田:僕は光のエネルギーを封じ込めたものだと解釈しています。それを完璧に運用するためには、全身が光のエネルギーを無駄なく流す装甲で出来ているべきです。「宇宙のスカイラーク」(1928年。E.E.スミス著)というSF小説があって、その中で、ある科学者が無限に等しいエネルギーを生み出す未知の金属を発見するんですが、その金属はガラスのように透明だったんです。でも実際問題、透明だと何かと困るから、裏から塗料を塗る。そんな描写があったのを覚えています。当時の僕はそれにすごく未来的なものを感じて、「G-レコ」に光のエネルギーがあるなら、光ガンダム(G-セルフの準備稿。最初に描かれたG-セルフの元デザイン。頭部の角や全体的なシルエット、配色はG-セルフと大きく変わっていない)の装甲もそういった透明のものにしたいと思ったんです。

――G-セルフの外装色は塗装ではなく、素材の発光色だとお聞きしてますが。

安田:そうです。G-セルフは塗装されていません。フォトン装甲は透明なもので、外装色はフォトン装甲を流れる光の屈折率でそういう色に見えるだけです。フォトン装甲についてはまだ決めかねている部分もあるのですが、基本的にはフォトン・バッテリーの光エネルギーを最も効率的に使うための回路を兼ねているとしています。この回路とは、光エネルギーの指向性を自由に制御する性質を持った素子の類です。

――装甲=回路ということですか。フォトン装甲自体がそういった素材の塊であると?

安田:ええ。なのでフォトン装甲は削れたり割れたりしても、回路が死ぬことはありません。割れて一瞬光が漏れたとしても、装甲(回路)が光の流れを自動的に変えて、そこからのエネルギー漏れをすぐに遮断します。

――G-セルフの画稿が全体的にクリアな彩色になっているのは、透明なフォトン装甲の表現ですか?

安田:そうです。フォトン・バッテリーは関節を中心に各部に組み込まれていて、35周年ブックの表紙で描いたG-セルフの各所が光っているのは、そこにフォトン・バッテリーがあるという記号のつもりです。

――バックパックによって機体カラーが変わるのもフォトン装甲の仕組みからですか?

安田:光だから、虹のように七色になるだろうと思って、バックパックを増やすためのネタに応用しました。劇中で7つ全部の装備が出るかはわかりませんが、設定としてはそう考えています。(富野由悠季)監督はバックパックはG系モビルスーツ共通の互換性で装備できるとしているようですが、僕的にはもっと広いものだと考えています。

――G系以外にも使えるとか?

安田:いや、G系はG系です。G系だけ研究している特別な研究所があって、そこの研究グループの中に、G-セルフと相性の良い7つの研究グループがあったと考えています。光の速さでの移動を研究しているグループ、パワーを追求しているグループとか。そこで実験的に作られたバックパックが、G系のコア機体であるG-セルフと常に相性が良かったという位置づけです。ということは、それぞれの研究グループにはG-セルフとは別のG系実験機があり、バックパックも同じ系統の中でたくさんの種類があったと考えるのが自然です。

――それは世界の広がりを感じる面白い設定ですね。バックパックによるカラーリングの変化には何か法則はあるのでしょうか?

安田:法則というよりは、イメージですね。陸戦パワーの高トルクは重さと地上のイメージで緑。火力のアサルトは赤……みたいな。一応、赤橙黄緑青藍紫に合わせたいとは思っていますが、ピンクもあるし、厳密な意味での虹色からはちょっと外れています。トリッキーのピンクはひらひらした蝶のような、女だと思ったら男だった、みたいなジャッキー・チェンの幻惑拳法的なイメージです。

――数え方としては、大気圏用と宇宙用はひとつになるんですね。

安田:形状ではなく、色で数えますからね。青系統は標準機動タイプです。だから僕の考えでは、赤系統にも大気圏と宇宙用のものがあり、緑系統にも屋内で取り回しの良い武器を持ったものなど、いろいろな種類があるんです。僕はバックパックの7つの色を、アイデンティティ・カラーと呼んでいます。光のエネルギーを逃がさないように、フォトン装甲自体がある種、意思のようなものを備えていて、その意思が表現する個の系統カラーという意味です。

――メカのデザインをするのに、そこまで設定を作り込むのですね。

安田:でないとアイデアが広がらないですから。でも、公式設定は監督がフィルムの中で出したものです。逆に言えば、これから先がどうなるかは僕にもわからない。何しろ監督は、シナリオとフィルムで全然違うものをあげる人ですから。このあいだも謎のオーラやバリアが出ていたし。あれもフォトン装甲の意思なのかな(苦笑)。

――ちなみにバックパックのアイデアは監督が脚本を書き終えてから出したらしいですが?

安田:監督がどんなメカがきても入れ込めるように、戦闘シーンだけは空けて書いていると言ってくれたので、そこに甘えた感じです。

――監督は脚本を変える必要が出て困られたそうです。

安田:みたいですね。密かに「レインボーガンダムというのが……」とアイデアだけは伝えたことがあるのですが、監督は画と併せて持っていかないと相手にしてくれないのでスルーされていました。まあ、遅い僕が悪いのですが。

□デザイン画&設定メモ

▽「光ガンダム」脚部 爪先裏の鉤爪

安田:この爪は監督がG-セルフでものすごく重要視していた部分です。「この爪がないと歩けやしない」と。「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」でもそういう演出があります。

▽「G-セルフ」ビーム・サーベルのラック

G-セルフのビーム・サーベルは襟(えり)のラックに収納されている。

安田:背中にはバックパックが付くので、そこにラックがあるのは現実的ではないと思ったんです。もともと襟は付けたかったので、そこをラックにすることで画的に意味を持たせられ、いろいろな問題も解決できました。

▽「G-セルフ」コックピットのトイレ

前代未聞のトイレ完備のコックピット。これも監督からの要望である。

安田:「絶対に入れろ」ということでした。たぶん、人間的な何かを入れたかったんだろうと。そういう意味で生理現象をどうするかは効果的だと思います。僕は子供の時、機械に囲まれるのが夢だったのですが、実際にそうなると機械に押し潰されそうな圧迫感に見舞われました。コックピットの中の生活感というのは、そういうことに対する監督の答えだと、僕は受け取っています。

▽コア・ファイター(富野案)

コア・ファイターがあることは最初から決まっていたという。このイラストは富野監督が描いたものだ。

安田:後ろから腹部に入るアイデアも監督からのものです。僕は上から背中に入る形を考えていたのですが、それだと変形がチマチマしていてわかりにくかったんです。お腹にズドンと入る監督の案は確かにわかりやすいですね。本音を言うと、バックパックがあるので、コア・ファイターはそれと一体化する機構にしたかったところです。

※「シャア専用ニュース」管理人による注釈

G-セルフのコア・ファイターに関しては、小形尚弘プロデューサーが「G-セルフには当初、コア・ファイター案はなく、監督が脚本を書き終えた後、安田さんがアイデアを出してきて、監督に怒られた」という主旨の発言をするなど、情報が錯綜しており、ここでいう「最初から」という解説も、何の最初からで、時期的にいつ頃を指すのか、わかりません。今はとりあえず解説をそのまま掲載しますが、後ほど情報を整理する予定です。

▽「フォトン・バッテリー」設定

設定メモには「フォトン・バッテリーにはいくつかの大きさがあり、それにプラスして圧縮度があると考えてみた」とある。また、それにより個人所有が可能なレプリカ品から、所有が法規制されている工業用やモビルスーツ用などの分類表が書かれている。小型はファンネル用、大型はモビルスーツ本体用などに分類されている。モビルスーツの機能や構造を考える前に、まずその動力の設定を考えていたことがわかる。

▽「G-セルフの盾」解説

安田:盾はフォトン装甲とは違う金属です。グリモアとの戦闘時、盾はボコボコにされるのに、G-セルフに当たる時は謎の光で無効化しているんです。あれで違う素材なんだってわかります。

▽「バックパック」アイデアラフ

既に公開されている、「高トルク」「アサルト」などの初期デザイン。また、提案したうちのひとつ、黄色のバックパックが没稿になったらしい。

安田:監督はあまり気に入らなかったみたいです。「これは絶対に使わない」と言っていたので、新しいバックパックを考えている最中です。あと、7つの系統には白系もありません。白は色には含まれませんから。

※カラー6ページに及ぶロングインタビューを約1/3に要約しました。初期稿(ボツ稿)の話は割愛。制作秘話盛りだくさんのインタビューはもちろん、9枚(1枚に複数体掲載されているものあり)にも及ぶ秘蔵の設定画&メモは「G-レコ」ファン必読・必見です!(特に富野監督デザインのコア・ファイターが上手くてかっこいい!) ぜひ月刊ガンダムエース2015年1月号をお求めのうえ、ご覧ください!

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