富野由悠季&ガンダムニュースをまとめ読み。
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【速報】富野由悠季監督、新作「ガンダム Gのレコンギスタ」を大いに語る!
2014-04-18 Fri 23:59
■【速報】富野由悠季監督、新作「ガンダム Gのレコンギスタ」を大いに語る!

エンタミクス2014年6月号
恒例スペシャル放談2014 富野由悠季 新たなる大地 要約版

――今年、新作「ガンダム Gのレコンギスタ」(以下、「G-レコ」)を正式発表。「G-レコ」は宇宙エレベーターを設定の中心に据えた、子供たちに伝えたい物語だということですが、このテーマに辿り着いた経緯を教えてください。

富野:宇宙エレベーターや子供向けという目標値を掲げることができるまでには、企画を考え始めてから、3年かかりました。それまでは、やはりガンダムの延長線上でしか考えられなくて、終わらせたはずなのに、またガンダム系のものが創れるのではないかという妄想から逃げ切れませんでした。自身の“ガンダム離れ”を矯正するために、個人的に一番嫌いだった“宇宙エレベーター”という技術論を覘いてみようと思いついたんです。自分が最も認めたくない考え方が、なんで実現可能と語られているのだろうか?と、まずは宇宙エレベーターを知ることから始めました。そして、宇宙エレベーター協会のスタッフと接触するようになり、全体像とテクノロジーを理解するまでに結局2年が過ぎました。そこまで真剣に摂取したテーマを純粋に物語にしようと考え始めたら、霧が晴れるように“ガンダム離れ”が見えてきて、自分がどこへ向かうべきかという自問自答の答えが、ガンダムファンのマーケットを全否定する方角でした。現在のガンダムファンは一番若い世代でも20代で、その上には恐ろしい数がいます。でもフラットな視点で考えたら、大人世代をメインに新作アニメを企画すること自体が、おかしいだろうと思うようになったのです。リアリティの追求より、画や動きは奇麗になって技術的には進歩していくかもしれないけれど、その進歩が、子供たちを近寄り難くしているのであれば、アニメ本来の役割を放棄してしまうことになると気付いたのです。

――大人の夢を叶えるだけのガンダムになるということですね。

富野:そう。お台場にある1/1のガンダム立像がある現在、それをわざわざアニメでやる必要はないわけです。でも実はこんな簡単な事を説明できる関係者が誰もいなかったんです。だから、僕が「G-レコ」を開発していくときに確信した、“子供還りをしなければならない”という大前提が、“ガンダムのマーケットを狭くすることではないんだ”と思えるようになりました。この方法論こそ、本来は大人の社会が獲得しなければいけないことなんです。具体例としては、現在のウクライナの問題にしても、日本では消費税や経済の問題でもありますが、それらは大人たちが自分の界隈だけでやってしまっていることで、その世界の範疇で自分たちだけが予定調和をしているだけなのに、それを成長と履き違えているんです。21世紀にもなって、そういう風にしかものを考えられない大人たちに向けて、大好きなガンダムを作り続けていたら、それは自分たちの首を絞めていることだぞ、と思い付いたわけです。

――その社会の中で仕事をして生きる私たちは、何を心掛けていくべきだと思われますか?

富野:僕が常々言っていることですが、自分自身で考えて、先を見通す力を持つということです。特にこの春から社会に出た新人に伝えたいことがあります。仕事に就くということは、それぞれの職場や組織に大きく関わるということです。そこには必ず大人たちが作ったルールやマニュアルが存在します。それを職務規定のままに受け入れるのではなく、ひとつひとつが本当に正しいことなのかどうかを自覚をもって考えてみてください。例えば、第1次産業の成り立ちを想像するとわかりやすいのですが、本来仕事のルールというものは、個人の意思や都合で決められるものではなく、天候や風土、地域性、生態系から国際情勢まで理解していくと、自ずと従わざるを得ないルールが見えてきて、それとどう付き合っていくかを考えるのが、仕事のスタートラインになるんです。また、本来マニュアルというものは、マーケットを形成している顧客にストレスなく満足度の高いサービスを提供する為に作られるもので、それが市場の活性化を促進し、作業効率とともに利益を底上げしていく構造をとっています。ところが今、多くの企業が用いているルールやマニュアルは、従業員をラクに管理する為だけのものが殆どです。そのルールになんの疑問も持たなければ、自己判断能力はどんどん低下し、マニュアル至上主義に陥ってしまいます。世間で話題になっている小保方さんのSTAP細胞論文にまつわる騒動なども、やはりマニュアル論にいきつく問題だと思います。何故、関係者全員が書類の不備に気が付かず、待ったもかけられず、公になった途端に責任の所在を曖昧にするのか。判断能力が低下した大人社会のサンプルです。今の学校教育も含め、人間としてのメンタリティを削ぎ落としてきた結果だと思います。ただ、こういう話をリアルな固有名詞で語ると、必ず角が立つのです。僕は政治家でも経済人でもないので、リアリズムで物事を語ることができないわけで、だから「G-レコ」というフィクションを通して、これからの世の中に沿った、“物事を考えていく糸口”というものを入れ込んでいこうと決めました。そういう意識をどれだけ自覚的に持てるかが、これからの世界で求められることだと、知ってほしいからです。だたし、正直に言うと、大人に言ってもなかなか考えは変わりません。そのセンスを身に付けられる世代は、やはり10歳から15歳くらいの子供なんです。

――「G-レコ」は、未来の大人へ向けてのメッセージなのですね。

富野:そうです。だからこそ、巨大ロボットモノという一番根本的なフィールドに立ち返り、彼らに楽しんでもらうことにしました。ガンダムはある時から、リアルロボットモノと言われるようになった為に、その方向性を見失ってしまったという思いもありましたから。アニメという媒体が持つ性能が、本来そうであったことを、僕自身も一時期忘れていました。その理由も簡単です。僕は映画を撮りたいと思っていた人間なので、アニメを実写のように創れると信じていました。実際にやってみたけど、「逆襲のシャア」で、おしまいでした。そんなとんちんかんな大人が、もう一度“子供還り”して、何ができるのかという、ひとつのサンプルになるんじゃないかと思っています。(中略)これからのアニメは、今まで以上に社会的責任が問われることになるから、「G-レコ」は、その意識を強く持って踏み込みます。大人が爪先立って、リアリズムでしかものを考えることができなくなってきた現代で、この先、子供たちが迷わずに世作りをしてもらう為には、できるできないじゃなく、やり始めて続けていかないと何も始まらない、と伝えたいのです。どんな職業の人間でも自身の立つフィールドと社会の発展を願うなら、次代を創る子供たちに伝えられるメッセージは何か、その伝達方法を考えていきたい。僕は「G-レコ」という名前を付けた新しい大地を耕して、希望という種を植えることから始めてつもりなのです。

※3ページに及ぶロングインタビューを約1/3に要約しました。とても素晴らしいインタビューなので、ぜひエンタミクス2014年6月号をお求めになり、全文をお読みください。

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※役職は当時のものです(福井晴敏は除く)。
司会:氷川竜介(アニメ特撮研究家)
<通常版>
▽特典
○特典Blu-ray[ムービーアーカイブ]
☆収録内容
・10周年記念映像「ALL THAT GUNDAM」
・20周年記念映像「The Impression of First GUNDAM」
・30周年記念映像「Ring of Gundam」「GUNDAM PERFECT MISSION」
・特報・予告編ほか
○特製ブックレット(24P予定)
○音声特典:新規オーディオコメンタリー
アニメ特撮研究家・氷川竜介が、当時のスタッフ&作家・福井晴敏を招いて贈るスペシャルコメンタリー。
☆出演
Ⅰ:藤田純二(音楽ディレクター)、指田英司(サンライズ音楽出版)
Ⅱ:福井晴敏(作家、「機動戦士ガンダムUC」ストーリー)
Ⅲ:①松崎健一(脚本)、植田益朗(プロデューサー)②板野一郎(アニメーター)、関田修(フロアーディレクター)
※役職は当時のものです(福井晴敏は除く)。
司会:氷川竜介(アニメ特撮研究家)
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