富野由悠季&ガンダムニュースをまとめ読み。
<
スポンサーサイト
-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告 | top↑
富野由悠季、福井晴敏、常見陽平、「機動戦士ガンダム」を語る
2013-02-20 Wed 23:59
■富野由悠季、福井晴敏、常見陽平、「機動戦士ガンダム」を語る

読売新聞夕刊2013年2月20日号
popstyle Vol.338
富野由悠季、福井晴敏、常見陽平、ガンダムを語る
もえあがれ!大人たち 要約版

常見:お会いできて光栄です。子どもの頃から憧れておりました。きょうは当時大好きだったガンプラと同じ型番=写真(「機動戦士ガンダム」放映当時発売されていたガンプラ「旧型ザク」)=のを持ってきました。今のガンプラの方が断然進化していますけどね。

福井:そう、当時のは精巧さとかパッケージとかちょっと残念な出来なんだけど、あの頃は輝いて見えましたねぇ。

常見:ですよねぇ。

富野:そこはね、僕としては許し難いの。

常見:えっ。

富野:なんでこんな子どもだましのものでいいんだって憤ってた。

福井:いつもこうだから。最近のはどうなんですか。

富野:ようやく、やっとよくなったよね。

常見:今の富野監督のお話を聞いて、非常に納得する部分があったんですけど、当時子どもなりに、「ガンダム」にかかわっている人たちは闘っている感じがしたんです。前例のないものを作りだそうという気概を感じるというか。人気が出てくるとファンの期待との闘いみたいなものがあるのでは。

富野:それで言うと、僕は「ひいきの引き倒しには絶対にタッチしない」を信条にしてました。ファンに迎合したら終わりだと。

常見:ちやほやされちゃだめだと。

富野:何もしなかったらハッピーでいられるけど、これが一番の毒。つらいですよ。できることなら好いてくれる人にはありがとうと言いたいんだけどね。そうは言っても、この10年は“年金生活者”ですけどね。

福井:性質(たち)の問題ですよね。自分もガンダムが好きでずっと追いかけてたら「ガンダムUC」のストーリー担当をやってなかった。今の40代が20代後半にさしかかったころ、その世代をくくる言葉として「ガンダム世代」みたいなのが勃興してきた。僕らの世代はみんな、ガンダムを見てる。ある意味ゴスっとした1世代の塊が見たいのはなんだろうって考えて作ったのが「ガンダムUC」。

富野:僕は自分のガンダムでさえ、必要ない限り見ません。自分の本音が入っているから。仕事上、しょうがなく見返してみたらびっくりしちゃってね。当時、これを僕自身がやっていたことに敗北感。今できないから。だから年金生活者。もう一方の食べていく論理からいくと、それはかなり楽をさせてもらいました。

福井:宝くじをあてたようなもの。でも富野監督にはそれに甘んじないところがありますよね。

常見:ガンダムには、ほんとに大人の世界を情け容赦なく幼稚園の僕に教えてくれたなと思います。昨年の4月にサラリーマン15年間の終止符をうったんです。その世界っていうのはガンダムの世界だったんだなと思ったんです。なんとなく、時代が戦争に巻き込まれていくところだとか。

富野:児童文学の感覚なのかな。大人が本気で必要なことを話す姿勢があれば子どもにも伝わると思っていた。巨大ロボットは背景でしかなくて、人との関係性を見せる。

福井:富野監督の作品の作り方って独特ですよね。普通はやれるジャンルでストーリーを作るけど、監督はカッチリした世界をまず作ってキャラクターが動くドキュメンタリーを見せられている感じ。

常見:だからリアルな感じがあるのかな…。この年になると、予告編の「君は生き延びることができるか」という呼び掛けにズキリと来ます。サラリーマンこそ見返してもらいたい。

――一般の人は量産型ロボットのジムでしかないという常見さんの著書「僕たちはみんなガンダムのジムである」。そういう意味では富野さんはガンダム?

3人:ハハハ。

福井:そうですね。

常見:間違いない。

▽好きなシーンは?

――今も根強い人気を誇る「機動戦士ガンダム」から3人に好きなシーンをそれぞれ挙げてもらいました!

□福井晴敏
第21話「激闘は憎しみ深く」

――地球連邦軍の曹長リュウが闘いで重傷を負う。ところが物語の舞台である宇宙戦艦「ホワイトベース」内は味方同士で仲たがいし、チームはバラバラ。リュウがやっとのことで一人一人を説得して回るシーン。

福井:リュウのような火消し役って、引き当てたくない人が多いのでは。でもああいう人がいて世の中、回っているんです。「僕たちはガンダムのリュウであるべきである」だと思う(笑)。

□富野由悠季
第33話「コンスコン強襲」

――「ホワイトベース」の「お袋さん」的存在の女性ミライをくどく元婚約者、カムランのメガネを、スレッガー中尉がひょいと取り上げ、カムランに一発くらわすシーン。

富野:人肌が感じられるから。ミライとスレッガーのキスシーンもいい。

□常見陽平
第29話「ジャブローに散る!」

――カイがジオン軍との闘いに際し、「ミハル、俺はもう悲しまないぜ。お前みたいな子を増やさない為にジオンをたたく、徹底的にな」と言うシーン。

常見:ちょっとお調子者だったカイが覚悟を決めて本気になるところにジーンと来ました。

▽マイブーム

□福井晴敏
「機動戦士ガンダムUC」

福井:ちょっといやらしいのですが結局、仕事になってしまう。なんでこの仕事をやってるかというと、人の作ったものを見て満足してれば、自分で作る必要ないわけです。自分でやってうまくいく、いかない、どっちにしろ、他ではないエモーションが得られるんです。そういう意味でいうと、なまじ趣味にはまっている暇がない。ゴルフとか釣りにも誘われたりするんだけど、「悪いけど俺には時間の無駄なんだよ~」って。はまっていることは、「ガンダムUCを作ること」としか言いようがないです。

□富野由悠季
「逝きし世の面影」(渡辺京二著、平凡社)

富野:これはね、装丁はとても好きになれないけど(笑)、中身はいい。江戸末期から明治、大正にかけて日本に来た外国人の見聞録で、日本人のいいところだけ書かれています。今の右肩上がりを良しとする経済体制は最終的に破綻すると思うんだけど、宇宙世紀を考える人間としてはそうした場合、どうすべきかずっと考えていて、答えがここに書かれていると思った。子どもをこんなに大事にする国なんてない、どこに行っても子どもたちの笑い声が聞こえるってね。

□常見陽平
「勉強と執筆」

常見:今、大学院で労働社会学の勉強をしています。修論は、日本の新卒採用について学術的に検証したい。もう一つは物書きの世界ですね。幼稚園のとき、七夕の短冊に「作家になりたい」と書いたくらい憧れだったんです。33歳でビジネス書作家になって、就職活動のことを書いたら売れまして。以来、「就活の常見」っていうレッテルを背負わざるを得なくなってしまって今年はもう、8冊の本を書くことが決まっているんです。もう死ぬ思いですよ。でも、求められているうちは書こうと。普通のサラリーマンの今後の幸せについて書きたいと思っています。

■編集後記
今日はこのニュースのみ。

■パワープッシュ
機動戦士ガンダムUC 6 (初回限定版) (Blu-ray Disc)
機動戦士ガンダムUC 6 (通常版) (Blu-ray Disc)
機動戦士ガンダムUC 6 (DVD)
RE:I AM EP(期間生産限定盤/機動戦士ガンダムUC盤)
機動戦士ガンダムUC バンデシネ (8) 特装版
ガンダムユニコーンエース Vol.5 2013年 04月号 [雑誌]
オーバーマン キングゲイナー BDメモリアルBOX (Blu-ray Disc)
伝説巨神イデオン Blu-ray BOX
逝きし世の面影
僕たちはガンダムのジムである
スポンサーサイト
別窓 | 富野由悠季 | top↑
| シャア専用ニュース |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。