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機動戦士ガンダムSEED HDリマスタープロジェクト 監督・福田己津央&チーフメカ作画監督・重田智 インタビュー
2012-03-13 Tue 23:57
■機動戦士ガンダムSEED HDリマスタープロジェクト 監督・福田己津央&チーフメカ作画監督・重田智 インタビュー

グレートメカニックDX 20
機動戦士ガンダムSEED HDリマスタープロジェクト
5人の証言者が語る「SEED」再誕への道 要約版

▽監督・福田己津央

――HDリマスターについてお聞かせください。

福田:新しいものを作るっていうことではないですね。伝わりにくい部分を意図した形にするイメージです。当時は言葉で芝居をさせていなかったんで……言葉と表情がリンクすると困るときがあるんです。その裏に考えているものを想起させたいっていう部分が根底にあるので、そこは意図した形に修正しています。

また総作監システムを使っていなかったので、この動きが正解という形をなかなか出せなかった。

本当は重田智さんのスタイルに全員が合わせてくれるのが一番望ましいんだけど、やっぱり描いている人それぞれに個性がありますからね。ちょっと振れ幅があるところをならしていくというか。だから重田さんが手を入れたのは、ガンダム以外のところが多いんですよ。PHASE-01と02はジンばっかり手を入れていたし、今は戦車、ミサイル、火線を直しているからね。ちょっともったいないんですよ。あとは当時、キービジュアルになるところは平井久司さん、重田さんに描いてもらう指定をしていたんですが、実現できなかった部分は復活させていますね。

――実際にはどの程度手を入れているんでしょうか?

福田:もともとデジタル作品ですから、取り込んだ画像の解像度が決まっているんです。アップコンバートで対応しようとしたんですけど、再撮影したほうがきれいだったので、そちらで対応しています。最初修正は1話当たり15カットまでといわれて、でも蓋を開けてみたらいろいろ手を加えたくなりますからね。多少新作を減らしても、手を入れる方向性で進めています。

――現代的に引き上げるというイメージがありますね。

福田:意識してないけど、なりますね。でもそれはしょうがない。邪魔にならないなら、直した部分がわかったほうがいいでしょう。マッチングだけを考えるなら、直す必要はありませんからね。手を入れる以上、浮くのは当たり前。だったら変な手の入れ方をするんじゃなくて、流れの中で絵として成立するほうを選んでいます。

――3月23日には、Blu-ray BOXの第1弾が発売となります。

福田:新しいものが、いつでも自分の中では正解という気持ちはあります。PHASE-12までのBOX1で試行錯誤したことは、BOX2以降も反映したいですね。最初はかなり遠慮していた部分もあったんですが、ある程度方向性は見えてきたと思います。以降も様々な形でオンエアや配信もあるでしょうし、そこは多少無理してでも自分の出来る範囲でやっていければと。言い出せば、全部手を加えたいのが正直なところです(笑)。

▽チーフメカ作画監督・重田智

――HDリマスターの作業についてお聞かせください。

重田:あんまり変えすぎると、別物って思われてしまうかもしれないので、それはどうかなって思う部分はありますね。自分で他の作品を見るときも、やっぱり最初に提示されたものが印象深いじゃないですか。作った側は満足いかなかったとしても、最初に刷り込まれて「こりゃ面白いな」って思ったら、それが一番核になる。絵描きとしては手を加えたい部分があるけど、ファンとしてはどうなのかなっていつも思いますね。

あんまり極端な修正はいけないと思って、「テレビでもこれぐらいだったら」というところで納めるほうがいいのかなと。それでもPHASE-04ぐらいまで放送されると、結局はどれだけ修正があるのかが話題の中心になってしまいますよね。ほとんど修正がない話数だと「やっぱり手抜きなんだ」って意見が見られますけど、「手抜きじゃないぞ!」って言いたいです。作業的なマンパワーの配分の問題ですいし、再撮するだけでも大変なんですけど、こればっかりは理解してもらうのは難しいですね。

――基本的には平均化していく方向性ですか?

重田:これから10年、20年と、「SEED」が素材として生きていくために手を入れたっていう感覚ですね。

――HDリマスターのキービジュアル第1弾は、重田さんが描かれたPHASE-01を連想させる、炎の中に立ち上げるガンダムでした。

重田:キービジュアルのオーダーは「ストライク」だけで、「これはSEEDポーズを求められているのか?」と思ったんですけど、それじゃつまらない。ありふれたものを描いてもポスターの前を通り過ぎられちゃうんだったら、「ハッ!」とするような絵がいいなと思ったんです。そこは逆にアクションポーズじゃないほうが意外性があるんじゃないかということと、「SEED」が再起動するという意味でもいいかなと思いまして。

――第1弾にふさわしいビジュアルですね。

重田:あのシーンって、実は本編ではあり得ないシーンなんです。よく「この場面を描いてください」っていうオーダーがあるんですけど、それなら場面写真があるんじゃ……と思ってしまうんですよね。せっかく描くなら、ありそうでないとか、頭の中ではあるつもりだったのにないシチュエーションとかがいいんです。

それこそ怪獣映画のロビーカードじゃないですけど、実際にはないけど心に引っかかるようなものを描きたいな。いわゆる「SEED」っぽい絵ではないけど、ちょっと気になるような絵のほうが楽しめるんじゃないかと思うんです。「ここでストライクに色がついてちゃダメ」って思う人もいるかもしれないけど、こちらとしては「しめしめ」なんです(笑)。

――「いいからもう一回見てみよう」って感じですね(笑)。

重田:ええ(笑)。あの絵は爆発も手描きなんですけど、CGの方がいい感じで光らせてくれたんで、背景を暗く落としていることもあって炎が綺麗に出ていますよね。ガンダムはたいしてポーズを取ってなくても、雰囲気が出せたと思うんです。

※5人全部で18ページにも及ぶ超ロングインタビューから監督・福田己津央、チーフメカ作画監督・重田智のHDリマスタープロジェクトに関する発言のみを要約しました。これは全体の1/18程度にすぎません。メカニックデザイナー・山根公利、設定考証・森田繁、バンダイホビー事業部の発言に関しては割愛しました。とにかく凄いボリュームのインタビューなので、ぜひ「グレートメカニックDX 20」をお買い求めになり全文をお読みください。

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