富野由悠季&ガンダムニュースをまとめ読み。
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リング型スペースコロニーで惑星間飛行!? 富野由悠季監督、次回作「Ring of Gundam」の構想を熱く語る!!
2010-08-22 Sun 22:35
■リング型スペースコロニーで惑星間飛行!? 富野由悠季監督、次回作「Ring of Gundam」の構想を熱く語る!!

8月21日に開催されたサンライズフェスティバル2010夏「みんなの宇宙世紀ナイト!」トークショーより、富野由悠季監督が次回作の構想を語った部分をレポートします。最初こそ「オファーがないから、何が作りたい、なんて言えない」と言っていた富野監督ですが、「Ring of Gundam」の話を振られるともう止まりません。現在構想中のアイデアを熱く語ってくれました!

【イベント】
サンライズフェスティバル2010夏「みんなの宇宙世紀ナイト!」トークショー
【司会】
藤津亮太(ライター)
【ゲスト】
富野由悠季(アニメーション監督)
福井晴敏(小説家)

福井:最後に(富野監督に)伺いたいのが、次(宇宙世紀ガンダムの次回作)、どうするんですか?

富野:いや、僕の立場で率先して、ガンダム的な物語を作らせてもらえる立場にいると思っていませんし、具体的なオファーもありませんから…痩せても枯れても、歳をとっても死にそうになっても、テレビ屋はテレビ屋なんですよ。

福井:ええ。

富野:スポンサーがいなければ、番組枠がなければ、何を作りたい、なんて口が曲がっても言えないし、ご存知の通り、僕は作品が発表されるまでは、これを作りたい、なんて言ったことがないはずです。そういうオファーがない限り考えませんし、考えたくもないです。

藤津:お客さんの中には(心の中で)「『Ring of Gundam』!『Ring of Gundam』!」って思っている方も…(笑)。

(観客爆笑)

富野:(笑)。あれも、あの(パイロット版のショートフィルムが公開された)後に積極的に「じゃあ、これでいくぞ!」っていうオファーがあれば考えますよ。だけどオファーがないんだから、考えようがないじゃないですか。それだけのことです。

藤津:う~ん、まあ…。でも監督の中では、あの(「Ring of Gundam」の)世界は生きているんじゃないですか、やっぱり。

富野:……いや。今、「いや」と言った瞬間に「しまった!」と思いました(笑)。

藤津、福井:あははは!(笑)

富野:(トークショーを撮影している)テレビカメラ止めろ!(笑)

(観客爆笑)

藤津:微妙なところに突入してきましたが(笑)。

富野:オファーがありませんので、「いや」という部分もありますが、「いや」と言いながら、こういうふうに続ければ(企画がボツになるのを)回避できるということも思いつきましたので。あの試作を作って、いくつか思いの丈で実験してみたことがあるんです。その実験の部分から逆算して、こういう物語にするときにああいう作画の仕方でいいのか、それから、この夏発表されているアニメ作品、ピクサーの作品も含めて、あと…アリスの話は何だっけ?

藤津:「アリス・イン・ワンダーランド」。

富野:それ、「アリス・イン・ワンダーランド」。ああいう作劇の仕方も含めて、アニメーションとして、CGを使う使わないを含めて、根本的にこの夏までのアニメーション、(CGを使用した)実写作品も含めて気に入らないんですよ。

福井:気に入らない?

富野:うん、気に入らない。だって、みんな似たようなことしかやってないじゃないですか! 「パイレーツ」(「パイレーツ・オブ・カリビアン」)も含めて。

福井:ほお…。

富野:もうちょっと違った作画の仕方があるのではないかと。そういう袋小路にぶつかっちゃったという気が去年したわけです。

福井:はい。

富野:それを突破しなければいけないという希望がいま見えてこない。それから作品世界のことでいうと、直径200kmのスペースコロニーが、直径200kmでもいけないということがわかって、直径1,000kmか1,500kmのリング状のコロニーのことを考えています。ということは、「リングワールド」(ラリー・ニーヴン著のSF小説)レベルのものでなければいけないんじゃないのか、ということもわかるようになってきました。で、リング状コロニーに何をさせたいのかというと、惑星間飛行をさせたいんです。

福井:あ~。

富野:惑星間飛行に出発するまでのガンダムの物語を作ることを想定していったときに、いやあの(ショートフィルムに登場したリング型スペースコロニーの)形はちょっと迂闊だったということもあって、その改善策も考えています。で、あれやこれやと考えていくと、いまとりあえず、あれで映画1本を作ってくれって言われると困るんです。ちょっといろんなことがとっちらかっているので。

藤津:課題がいっぱい発見されたと。

富野:そう。課題がいっぱい。キャラクターの描き方も含めて、ああいう変な描き方をしちゃってる部分もあるし、いい描き方、上手くいってる部分もあるんです。で、何にひっかかっているかというと、ソフトウェアの癖みたいなものをオペレーターたちが乗り越えてくれないと解決できないんです。

福井:ははあ。

富野:そういうことがわかっちゃいまして、(ショートフィルムに)似たようなものだったら、1年半いただければ作れるかもしれないし、いまのデジタル機器を使えば、それほど莫大な予算でなくても作れるかもしれませんが、僕の場合はそういう余分なことをやっている暇はありません。だから、それは若い人にやってもらいながら、なんとか「Ring of Gundam」を形にしたいと思っていますが、先ほど言った問題があります。つまり、何で惑星間飛行をしなくちゃいけないのか?という問題について、この物語を地球側の物語にするのか、コロニー側の物語にするのか、そのあいだに入っているガンダムの物語にするのかっていうのも、いまの時代感覚の中でどちらに乗り込んだらいいのかがわからなくなったという問題が具体的にわかってきました。ですから、今年中のオファーを受けられません!

(観客爆笑)

藤津:(笑)。ここで福井さんに伺いたいんですけど、こうやって監督がお話されているのを聞くと、そこ(「Ring of Gundam」の時代)まではまだまだ宇宙世紀はやれるって気がしますよね。

福井:うん。ネクストレベルとして、銀河旅行っていうのは「なるほどね」って思いました。

富野:いま自分でもびっくりしているのは、いま福井くんが「銀河旅行」っていう言い方をしました。僕はそういう美しい名前で惑星間飛行をするリングコロニーになると思ってなかったので、いまものすごくびっくりしています。「銀河旅行」というタイトルをつけるなら映画として作ってもいいんじゃないかな、と思っていますが、それで作ると、なんかすごく悲惨な物語になるんじゃないかなと。

(観客爆笑)

藤津、福井:美しい名前なのに(笑)。

富野:富野がやると、「銀河旅行」みたいな美しい名前のものさえ、悲惨な物語になるんですよ(笑)。どうしてかっていうと、たとえば直径1,800kmのリングコロニーを作って地球圏を脱出したときに…いまのいままで思いついていなかったんですよ! いま思いついたの! それをやろうとしたときに、それを潰しにくる敵がいるんだよね! モビルスーツに乗って! ってことを思いついちゃって、ええ~~!?と思ってる(笑)。

(観客爆笑)

福井:そうでなきゃガンダムにならないじゃないですか(笑)。

富野:ガンダムだけじゃなくって、ああっ、やっぱり人ってのはそういう動物なんだ。どういうことかというと、「あいつらに銀河旅行なんていういい思いをさせるなんて、そんなのは嫌だよね」って思う奴が絶対出てくるんですよ。

福井:ああ。

富野:ここで初めてしゃべってみてびっくりしてるんだけど。

(観客爆笑)

藤津:聞けば聞くほど悲しい感じが…(笑)。

(観客爆笑)

富野:そういうリングコロニーを潰す奴がいるだろう。ギレン・ザビみたいな奴が出てきて。劇はとりあえずできます。できるけれども、それはまた絶望をみる物語にしかできないかもしれない(笑)。

(観客爆笑)

藤津:監督がどうやってお話の突破(口)をつかんでくるのか、いまのお話で見えた感じがしますね。

福井:うん。

富野:ホントのこと言うけど、いま初めて思いついたことだからね。こういう方法があるんだけれども、これで映画は作りたくないから、もう終わります。

(観客爆笑)

富野:ただ、ひとつだけ。「すぐ作れます」と言うのも、この歳になったときに、死ぬまで元気に生きていきたいと思うと、仕事が欲しいんですよ。

(観客爆笑)

富野:だから、とりあえず25億(円)ぐらい出してくれる人がここにいらしたら、3年ぐらい気持ちよく仕事ができるので、ぜひお申し出ていただきたいと思います。

(観客大爆笑そして大拍手)

藤津:というところで、そろそろお時間なんですが。

福井:見事に締まりました。

藤津:では、最後にお二人にメッセージをいただきたいと思います。福井さんからお願いできますか。

福井:いま話したことが全部ですよね。なかなか富野さんも本音を言わないところがあるんですけども、今日は結構肉薄できたんじゃないかなと。あとは今までにどのようなものが作られてきたというのを、今日またあらためて大画面でご覧になって、朝まで見るというより思いっきり浴びて帰っていただけたらと思います。最後の1本(機動戦士ガンダムUC episode 1「ユニコーンの日」)は口直しみたいなもんですが。

(観客爆笑)

福井:今日はありがとうございました。

藤津:あの、「UC」の今後に関して何かアナウンスがあれば…。

福井:(とても遠慮がちに)あの~、10月30日からまた2話の方をちょっと劇場でちょこっとだけ回して、あとまた…ブルーレイもちょこっと売らせてもらおうかなと。

(観客爆笑)

福井:(富野監督)本人の前で、(宣伝するのは)無理ですよ!(笑)

(観客爆笑)

富野:それについては、続けて僕の方の挨拶にさせていただきますけど、ホントに「UC」はひとつだけ取り柄がありましてね、口直しになるんですよ(茶目っ気たっぷりに)。

(観客大爆笑そして大拍手。福井さんも笑っている)

富野:口直しにはなるから、こういう朝までの上映の段取りでいいと思います。

(観客爆笑)

藤津:続けてメッセージをお願いします(笑)。

富野:皆さん、体を壊さない程度に。この歳になりますと睡眠がいかに大事かということも承知しておりますので…存分に寝ていいんだよ(笑)。

(観客爆笑)

富野:ということで(ここで、藤津さん、富野監督、福井さんが椅子から起立する)、今日はお忙しいところ、この暑い中ありがとうございます。

(藤津さん、富野監督、福井さん、深々と礼をする。観客大拍手。藤津さんに促され、富野監督、福井さんが退場。観客の大拍手は二人が場外へ消えるまで鳴り止まず)

藤津:それでは、ここで休憩を挟みまして、「機動戦士Ζガンダム -星を継ぐ者-」の上映に移りたいと思います。最後までごゆっくりお楽しみください。

(観客大拍手)

■編集後記
8月21日に開催されたサンライズフェスティバル2010夏「みんなの宇宙世紀ナイト!」トークショー(約1時間)より、富野由悠季監督が次回作の構想を語った部分(約10分)をレポートしました。今日は疲れたので、このネタのみ。「みんなの宇宙世紀ナイト!」トークショーの残りの部分は、後日レポートしますので、しばらくお待ちください。

■パワープッシュ
Blu-ray Disc/DVD
機動戦士ガンダム30周年ドキュメンタリー メモリアルボックス (初回限定生産)(Blu-ray Disc)
【仕様】
▼初回封入特典:
・Ring of Gundam設定資料集
・実物大ガンダム立像解体新書
▼初回映像特典:
・富野由悠季vs本広克行 対談~富野が吼えた!~
・Ring of Gundam(富野由悠季監督・機動戦士ガンダム30周年記念映像)
・making of Ring of Gundam Tomino directs actors
・富野由悠季×本広克行(映画監督)トークショー GUNDAM BIG EXPO 30周年記念スペシャルステージより
・ガンダム立像イメージクリップ
【イメージ】
ガンダムシリーズ30年の真実がここに!! ガンダム30周年を記念したドキュメンタリー2作品が永久保存版のBlu-rayメモリアルボックスで発売!! 30年目の真実が今明かされる。
【収録内容】製作年度:2009年
▼Disc.1「機動戦士ガンダム30周年ドキュメンタリーⅠ 1979黎明編 ~Always Beginning いつだって始まりだ。~」
Disc.1「Ⅰ 1979黎明編 ~Always Beginning いつだって始まりだ。~」では、最初に放映された「機動戦士ガンダム」のメインスタッフが、制作当時の苦労や思い出を30周年という節目にふり返るほか、歴代「ガンダム」シリーズの監督も多数登場し、それぞれの作品と初代「機動戦士ガンダム」への熱き想いを語っていく。
Ⅰ.The Origin Of G
「機動戦士ガンダム」を生み出した伝説のクリエイター・富野由悠季(総監督)×安彦良和(キャラクターデザイン/アニメーションディレクター)×大河原邦男(メカニカルデザイン)×中村光毅(美術設定)が制作当時の思い出や秘話を語りつくす!!
Ⅱ.The Evolution Of G / Ⅲ.The Other Side Of G
歴代ガンダムシリーズの監督がシリーズと担当作品への想いを語る!! 加瀬充子(機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY)×今西隆志(機動戦士ガンダムMS IGLOOシリーズ)×福田己津央(機動戦士ガンダムSEEDシリーズ)×水島精二(機動戦士ガンダム00)×古橋一浩(機動戦士ガンダムUC)他
▼Disc.2「機動戦士ガンダム30周年ドキュメンタリーⅡ 2009立像編 ~ガンダム大地に立つ!! ver.G30th~」
そして、Disc.2「Ⅱ 2009立像編 ~ガンダム大地に立つ!! ver.G30th~」は、昨年夏に東京・お台場の潮風公園に設置され、多くの話題を呼んだ「実物大ガンダム立像」の企画から完成に至る過程を追ったドキュメンタリー作品。制作に携わった様々なスタッフ視点でのインタビューを収録し、苦労や葛藤、そして成功へ至る過程が描かれる。
立像の企画~設計~組立~完成までのドキュメンタリー
「実物大ガンダム立像」はいかにして生み出されたか? 企画から完成までの一年を追った渾身のドキュメント。富野総監督の奇想天外なアイデアを何とかして実現しようとする制作スタッフの戦いが描かれる!!
▼「Ring of Gundam」他、映像特典を多数収録
さらに映像特典として、大のガンダム好きで知られる本広克行監督と富野総監督のスペシャル対談や、30周年記念イベント「GUNDAM BIG EXPO」にて公開された、富野由悠季総監督によるフルCGショートフィルム「Ring of Gundam」を完全収録するほか、GUNDAM BIG EXPO 30周年記念スペシャルステージより「富野由悠季×本広克行 トークショー」や「ガンダム立像イメージクリップ」「making of Ring of Gundam Tomino directs actors」なども収録する盛りだくさんの内容となっている。また封入特典には「Ring of Gundam設定資料集」、立像のパーツを分解し、構造を解説した「実物大ガンダム立像解体新書」といった豪華特典が付いてくる。昨年のあの興奮を手元に残せる貴重なメモリアルアイテム。初回限定生産となっているので、ぜひお見逃しなく!
機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) 2 (Blu-ray Disc)
<Blu-ray Disc 一般発売版>[6,090円(税込)]
【仕様】
BCXA-0224:(予)88分(本編約59分+映像特典約29分)/ドルビーTrue HD(5.1ch)・ドルビーデジタル(ステレオ)/AVC/BD50G/16:9 <1080p High Definition>/日本語・英語・仏語・西語・中国語繁体字(広東語・北京語)字幕付 ※日本語・英語音声を収録
【初回特典】
カトキハジメ描き下ろし特製スリーブ
【毎回封入特典】
特製ブックレット(16P)
【毎回映像特典】
第1話ダイジェスト、第1話PV集、他
●注意●
OVA「機動戦士ガンダムUC」episode 2「赤い彗星」のBlu-ray Discは、劇場販売版と一般販売版の2種類を販売。劇場販売版はイベント上映期間中、上映館内にて先行販売されます。劇場販売版限定特典「episode 1&2 シナリオ2冊セット」は一般販売版には付属しません。ご注意ください。
<Blu-ray Disc 劇場販売版>[限定5,000セット/7,000円(税込)]
【仕様】
BCXA-0224:(予)88分(本編約59分+映像特典約29分)/ドルビーTrue HD(5.1ch)・ドルビーデジタル(ステレオ)/AVC/BD50G/16:9 <1080p High Definition>/日本語・英語・仏語・西語・中国語繁体字(広東語・北京語)字幕付 ※日本語・英語音声を収録
【初回特典】
カトキハジメ描き下ろし特製スリーブ
【毎回封入特典】
特製ブックレット(16P)
【毎回映像特典】
第1話ダイジェスト、第1話PV集、他
【劇場販売版限定特典】
episode 1&2 シナリオ2冊セット
(脚本:むとうやすゆき/表紙イラスト:村瀬修功)
※特製脚本セットは、劇場販売版のみの限定特典です。一般販売版には付属しません。
機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) 2 (DVD)
<DVD>[5,040円(税込)]
【仕様】
BCBA-3773:(予)88分(本編約59分+映像特典約29分)/ドルビーデジタル(5.1ch・ステレオ)/片面2層/16:9(スクイーズ)/ビスタサイズ/日本語・英語字幕付
【初回特典】
カトキハジメ描き下ろし特製スリーブ
【毎回封入特典】
特製ブックレット(16P)
【毎回映像特典】
第1話ダイジェスト、第1話PV集、他
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