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月刊ガンダムエース2010年6月号 OVA「機動戦士ガンダムUC」 描線上のUC アニメーションキャラクターデザイン・高橋久美子インタビュー 要約版
2010-04-23 Fri 02:40
■月刊ガンダムエース2010年6月号 OVA「機動戦士ガンダムUC」 描線上のUC アニメーションキャラクターデザイン・高橋久美子インタビュー 要約版

絵コンテの演出意図を作画に反映していく

――高橋さんはアニメーションキャラクターデザインのほかに第1話ではどんなお仕事をされているのでしょうか?

高橋:第1話に関しては、一応私がキャラタクターの作画監督をさせていただきました。

――では作画監督というお仕事はどういう役割になるのでしょうか?

高橋:まず絵コンテにあるカットを原画マンが描いて、作画監督は上がってきた原画が絵コンテの意図どおりに描かれているかをチェックします。そこで必要であれば修正用紙(ピンクもしくは水色)の上に修正していきます。

――今回掲載させていただく画稿が、実際に修正されたものですね。

高橋:さらに原画をもう一巡してチェックするのですが、その時点で演出さんに、作画監督が修正したものをチェックしてもらいます。第1話の演出は古橋一浩監督のほかに補佐で佐藤照雄さんがついてくださって、その方と相談しながら作業していきました。

――相談というのは、どういうものだったのでしょうか?

高橋:キャラクターの表情だったり、動かし方だったり、レイアウトの取り方だったり。それはいろいろですね。

――そこで監督や演出さんの希望で変更になることもあるのでしょうか?

高橋:希望というよりも、いかに絵コンテに沿った作画になっているかですね。ただ絵コンテどおりには、なかなか描けない場合もあるんです。美術など設定がない状態で、絵コンテ作業に入るシーンもたくさんあります。作画の段階でコンテとの矛盾も出てきて、そのつじつまを現場のほうで合わせていかなければならないんです。だから設定の上がりによっては、その絵コンテ上の芝居が成立しなくなる場合もあるので、そのへんをどうすり合わせていくかが重要になっていきます。

――作画作業では全カットに手を入れていかれたのでしょうか?

高橋:基本はそうなりますが、第1話は私の手が回らなくて、いろんな方にお手伝いいただいた部分もたくさんあります。それで第2話からはキャラクター作画監督として千羽由利子さんに一度見ていただいて、そのうえで総作画監督として、私が見させていただいています。

――先月、古橋監督にインタビューをさせていただいたときに、「行間を想像できる最低限のカットで構成」していたそうですが、そのぶん作画のほうでもこだわられていたのでしょうか?

高橋:私自身のほうで特に意識したこだわりはないんですけれども、絵コンテからこの作品で表現したいシーンを読み取って、それを描いていくのが自分の仕事だと思っているんです。それをこだわりだと言われたらそうかもしれませんが、シーンごとのこだわりを聞かれると、そんなにはないですね。

――あくまで絵コンテの中にある演出の意図を、絵に再現していくという。

高橋:そうですね。

雑談から生まれた作画のアイデアも

――好きなキャラクターを描くときなどは思わず力が入ったりするものなのでしょうか? ラストのカーディアスなどは、画面に引き込まれていくような圧巻の作画でした。

高橋:最後にバナージと対面するシーンは、彼の素が一番出ているところだと思います。あそこにだけ彼の“お父さん”の部分が表れていました。監督もおっしゃっていたと思いますけど、第1話の主人公はカーディアスですね。

――少しだけ前髪が乱れた感じになって、時代劇じゃありませんが渋いです。

高橋:カーディアスは顔がそんな感じですね(笑)。

――老侍のような感じで(笑)。では、主人公のバナージについてはどうでしょう? 作監作業をされていて気に入ったシーンなどはありますか?

高橋:いや、個人的には失敗ばかりで(笑)。第1話は、まだ私自身もキャラクターを描くのに慣れていないので、手探り状態の中でやっていたんです。とても余裕のない状態で作業していて、今もバナージというキャラクターがあまり固まっていない感じがします。

――以前の取材でオードリーについては、ほかの人たちとは少し違って見えるように、小顔に描いていければとおっしゃっていました。

高橋:普通の少女ではない感じにはなっていたかなと思います。小顔にはできなかったかもしれないですけど(笑)、逆に子供っぽくなってしまったかもしれませんね。

――年相応というよりは、若干幼い感じに見えたかもと。

高橋:ただ、トロハチに乗って助けにきたバナージを見つけたときのオードリーは好きですね。原画さんがすごくオードリーのキャラクターを捉えて描いてくださって。私自身がオードリーについて悩んでいたときだったんですけど、その方のおかげで方向性が見えた感じがしたんです。だからそのカットには作監修正も入ってないんですよ。

――ホットドッグを食べる一連のシーンで、オードリーがハンカチで口を拭くのは絵コンテでの指示なのですが、包み紙をたたむのは原画さんのほうで入れてもらった芝居だったと監督からお聞きしました。そういったものはどんな過程で生まれるのでしょうか?

高橋:あれは確か作画の打ち合わせのときに出たのだと思います。“最後のひと口を食べる”と絵コンテには書いてあって、じゃあ包み紙はどうしよう?という話になって。これに限らず打ち合わせでは、雑談の中で出たアイデアが、作画に反映されることもあります

――包み紙をしまう所作が、上品に映ってオードリーのキャラクターを感じさせてくれていました。

高橋:本当はそれを意図したものではなくて、残ってしまった包み紙を、どう後の芝居に影響がないように処分しようか、そういう発想からなんです。

――でも、うまく収まっていますよね。

高橋:成功したんでしょうね。

――ここも絵コンテと作画の間にあった“溝”を現場で埋めていったところでもあるんですね。

いかにフロンタルをシャアらしく描くか

――マリーダについてはどうでしょう? オードリーの捜索時に着ていたコートに帽子姿が、意外に女の子らしかったと思います。

高橋:福井晴敏さんは、マリーダの足が出ているデザインにしてほしいとおっしゃっていたんです。原作のようなスーツにスニーカー履きですね。ただ、アニメではお話をつまんでしまっているぶん、マリーダたちにとっては緊急の状況ではあるので、そこでわざわざスーツに着替えさせるのは不自然かもしれない。それで軍服の上からコートを羽織るようにしたんです。ついでに動きやすいようにスリットを入れて、クシャトリヤのように裾が4枚羽根になると面白いかなと、デザインに遊びも入れてみました。それを監督が絵コンテにも生かしてくれたんです。

――コロニービルダーでバナージと格闘するシーンでは、重力が低い場所でもあったのでコートがなびいて、印象的でした。格闘で飛んでいった帽子も、回収していたみたいですし。

高橋:まじめなんでしょうね、マリーダは。

――気絶させた作業員をわざわざ気付けをして去っていくのも彼女らしさが伝わってきました。

高橋:要はマリーダは一般人に迷惑をかけないようにしているところを見せたかったのだと思います。

――仲間のアレクがバナージの頭突きでサングラスを落とされたのを、マリーダがキャッチしてアレクにかけ直してあげるのも面白いです。

高橋:あれは監督のお遊びじゃないですかね(笑)。

――格闘中なのに器用にかけて(笑)。それとハロもいい味出してます。ビスト財団の屋敷で、オードリーに「必要ない」と言われたバナージが、思わずハロを抱え込んでしまうシーン。あそこはハロがうまくお芝居に生かされていると思いました。

高橋:ただハロを持ったままなのももったいないので、バナージの心情を伝える小道具として、こちらでいろいろ考えながらやりました。

――逆に何も持ってないままだと、バナージの心情を伝えづらかったかもしれないですね。声には出せない感情を、ハロを抱きしめることで描写する。うまく機能している感じがしました。そして、第2話ではいよいよフル・フロンタルも登場してきます。

高橋:フロンタルはややこしいので困りますね(笑)。フロンタルは、シャアに見えないといけないので、すごく気を遣うんですよ。「機動戦士ガンダム」のときに安彦良和さんが描かれたシャアのイメージが私の中にあって、それをなるべく再現していきたいと思うと、とてもややこしいんです(笑)。

――フロンタルの中に、いかにシャアの存在を表現できるか。

高橋:困ったものです(笑)。

※あくまで要約です。元記事をお読みになりたい方は、月刊ガンダムエース2010年6月号をお買い求めください。

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