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月刊ガンダムエース2010年6月号 OVA「機動戦士ガンダムUC」 描線上のUC アニメーションメカニカルデザイン・玄馬宣彦インタビュー 要約版
2010-04-23 Fri 02:37
■月刊ガンダムエース2010年6月号 OVA「機動戦士ガンダムUC」 描線上のUC アニメーションメカニカルデザイン・玄馬宣彦インタビュー 要約版

過去のガンダム作品へのフォローも

――絵コンテに沿って、メカ作画についてお話をうかがっていきたいのですが、まずはクシャトリヤ対ジェガンのシーンですね。

玄馬:最初、脚本では原作のように、ファンネル攻撃によって遠くで2つの火球が上がる、あっさりした描写だったんです。そこはもっと膨らませたほうがよいのではと、僕から監督に提案したんです。

――本編では2機同時ではなくて、タイムラグがありつつ撃墜されていく。そのジェガンが、空薬莢を飛ばしながら頭部バルカンを撃っていました。

玄馬:1988年に公開された劇場版「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」の特報映像で、νガンダムが排莢しながら頭部のバルカンを撃ちまくるシーンがあったんです。排莢式のバルカンはジェガンにも採用されていて、映画本編にも何度か描写されていたんです。「ガンダムUC」は「逆襲のシャア」から3年後の物語ですから、テクノロジー的にもつながりがあることを最初の戦闘で示唆したかったんです。

――メカシーンでは玄馬さんも絵コンテを描かれているのでしょうか?

玄馬:古橋監督は「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」を手がけられていて、さすがに剣劇のお芝居はすごいんです。そこにメカの描写をプラスするため、演技プランを古橋監督といっしょに考えたりしています。例えば監督が相談の中で入れ込みたかったのが、MSの“軋む”感じ。重量のある物体に加重がかかって軋む様子を表現したいということでした。それと中のパイロットに加重がかかる感じをつくりたいという話だったので、外(クシャトリヤ)の回転のスピードがゆっくりでもコックピットではすごい負荷がかかっているカットも追加しました。

――クシャトリヤ対スタークジェガンのシーンは、U.C.0096年のMS戦闘の有り様を伝えていました。

玄馬:それとクシャトリヤのコックピット内で、ファンネルがコンテナに収納される描写が全天周モニターに投影されているシーン。ここも自分たちで試行錯誤して入れた演出なんです。スクリーンいっぱいにコンテナとファンネルが映っていますが、戦闘中は映ってないですよね? 過去のガンダム作品を見ても、コックピット内で自機の腕やライフルが見えているシーンはよくあるんですよ。腕やライフルが見えていたのは、スクリーンに投影されているCG映像なので、コンピュータ制御によって、必要に応じて映したり消したりできる。そう理屈をつけていくと、先に挙げたシーンも不自然ではない描写になる。ファンネルがコンテナに収納される様は、パイロットが視認できて、その後はスクリーンからコンテナの映像を消す描写を入れてやれば、過去の作品にあった同じようなシーンへのフォローにもなる。元々絵コンテにあったカットでしたが、監督と相談をして、追加しています。

デザインされたのなら余すことなく使いたい

――実習訓練所に展示されていたザク、あれもいいデザインですよね。

玄馬:あのザクは石垣純哉さんのデザインなんです。元は北爪宏幸さんの漫画「機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像」用にデザインしたザクで、それを参考にさせていただきました。本編のフィニッシュは僕ですが、細かいディテールは石垣さんに作監修正してもらいました。

――石垣さんと玄馬さんのコラボによるザクなんですね。Bパートでは、いよいよ戦闘も大規模になってきます。まずはギラ・ズールの戦闘ですが。

玄馬:そこも一部膨らませた部分なんです。最初、コックピットのサボア目線でリゼルに睨み据えられて、サボアが錯乱してトリガーを引いてしまう流れで、リゼルはあっさり撃破されてしまう。けど、それだとギラ・ズールとリゼルのMSとしての見せ場がない気がしたんです。そこでまずリゼルが警戒している描写を入れて、次にコックピット内のスクリーンにリゼルのアップが映り、それを見たサボアが錯乱してビーム・マシンガンを乱射していく。その演技の後に、いきなり爆発するのではなくて、ロングで着弾するリゼルに向かってギラ・ズールが突進。ギラ・ズールがリゼルにタックルして、弾いた腕をキャッチ。胸部にグレネードを突きつけて、撃破する。そこまでしないとギラ・ズールの活躍の場がないんですよ。活躍しないとプラモデルも売れないですからね(笑)。どんなメカでも、デザインされて登場する以上は見せ場をつくっていきたくて。必要であればシーンの追加をお願いしてます。

――その後のギラ・ズールは、リゼル部隊に集中攻撃を浴びてしまい……。

玄馬:リゼルに背中を斬られたときなんですけど、腰のシュツルム・ファウストが誘爆して、コックピットのサボアも負傷するんです。元々はリゼルに斬られたのと連動して、サボアもケガをするはずでしたが、もっとコックピットにも被害が出るような衝撃にしようと思って、腰のシュツルム・ファウストが誘爆する演技を追加しました。シュツルム・ファウストは使いどころに迷っていたので、ちょうどここかなと思って爆発させてみました。

――そのあとコロニー内戦闘に移って、クシャトリヤとリゼル・ジェガン部隊の乱戦でもMSの見せ場が盛りだくさんでした。

玄馬:不時着したリゼルが攻撃するシーンで、当初の予定では頭部バルカンしか使ってなかったんです。リゼルは、武装も満載な機体なので、代わりにシールドのビーム・キャノンを撃たせてみました。ほかでもバルカン攻撃のみのシーンがあって、そこではグレネード・ランチャーの攻撃に変えてみたんです。監督も、グレネードだと煙を撒き散らすので、演出的にも面白いと言ってくださって採用になりました。

――リゼルが撃墜されてコロニー内で核爆発が起こるシーンは、音楽とも相まって迫力がありました。

玄馬:ここは爆発のエキスパートのSNIPESさんに原画をお願いしているんです。このカットの有無で、重厚感がずいぶん変わると思います。

第1話よりも第2話はスピーディーに?

――エコーズが使用するロトも名バイ・プレイヤーでした。

玄馬:MS形態のロトがクシャトリヤにミサイルを撃つシーンですが、最初はロトがただ撃つだけでクシャトリヤを撃墜してしまう描写になっていて、ロトが無敵の兵器になっていたんですよ。ロトはサイズの小さいMSなのでもっと小回りを効かせて動き回るようなカットを提案したんです。撃った後、切り返して移動しながらまた撃っている感じですね。元のコンテではミサイルの弾数も少なかったので、4発から12発になるよう、デザインもカトキさんにお願いして、1カートン3発入る設定にしていただきました。

――その後、ダグザがロケットランチャーでクシャトリヤを行動不能にさせています。

玄馬:ロケットランチャーが強力に見えないよう、閃光弾のような、敵のセンサーを麻痺させる類のものにしています。そうすれば4枚羽根を閉じて防御していたクシャトリヤに対しても、ダグザの攻撃は有効になってくる。リゼル・ジェガン部隊に対し1機で渡り合っていたクシャトリヤも、さすがに一時的に麻痺してしまうことにしました。でも、ダグザがひとりだけ脱出して、中のパイロットたちはどうなっているのかと思われるでしょう? クシャトリヤに対して、ロトの装備では太刀打ちできないのはわかっているので、ダグザたちはロトを囮として乗り捨てたんです。だからコックピットハッチをオープンにさせて、中には誰も乗っていないことを見せています。

――それとモニターも表示がすごく細かくて凝っています。

玄馬:MS戦闘だけでなく、モニター類の処理もすごく大変で、同じくらい負荷がかかっていたんです。

――核爆発の表示も、マリーダのバイザーに映り込んでいました。

玄馬:核のマークだけは、佐山善則さんへずいぶん前に発注していたんです。だけどなかなか表示させる場所がなくて(笑)。気づいてくれるファンがいることを期待して、マリーダのヘルメットに映り込ませました。

――クライマックスはユニコーンガンダムの起動ですね。

玄馬:ラストのところは中谷誠一さんに入っていただきました。ユニコーンガンダムがクシャトリヤに突撃するシーンは、微妙にタッチが濃くなっています。「ガンダムUC」ではタッチを濃くしない作風にしていますが、あそこは光源として炎があるので、メリハリがついたほうが自然かもしれません。

――第2話のメカ的な注目ポイントでは、「コードギアス 反逆のルルーシュ」の中田栄治さんメカ総作監によるシナンジュが初登場になります。

玄馬:シナンジュは高機動を特性にもったMSですが、それが映像でどう生かされているかは見てのお楽しみということで。第1話よりもすごくスピーディーになっていますよ。

※あくまで要約です。元記事をお読みになりたい方は、月刊ガンダムエース2010年6月号をお買い求めください。

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