富野由悠季&ガンダムニュースをまとめ読み。
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シネプレックス幕張 OVA「機動戦士ガンダムUC」episode 1「ユニコーンの日」プレミアレビュー舞台挨拶レポート
2010-03-10 Wed 00:43
■シネプレックス幕張 OVA「機動戦士ガンダムUC」episode 1「ユニコーンの日」プレミアレビュー舞台挨拶レポート

【日時】
2010年2月27日(土)
【場所】
シネプレックス幕張
【内容】
OVA「機動戦士ガンダムUC」episode 1「ユニコーンの日」プレミアレビュー舞台挨拶①10:00~の回②12:30~の回のレポート。①と②の内容はほとんど同じなので、①をベースに部分的に②の内容を加えてレポートを書きました。
【司会】
一見上品で綺麗なのに暴言を吐きまくるお姉さん
※あらかじめおことわりしておきますが、司会のお姉さんのキャラはあくまで“ネタ”であり“芝居”です(笑)。
【ゲスト】
福井晴敏(小説家。「機動戦士ガンダムUC」など)
大和田秀樹(漫画家。「機動戦士ガンダムさん」など)
徳光康之(漫画家。「それいけ!!松戸アングラー隊」など)

司会:本日は「機動戦士ガンダムUC」角川プレミア上映イベントにご来場いただき、まことにありがとうございます。ガンダムシリーズ最新作となる「機動戦士ガンダムUC」の第1話、いかがでしたでしょうか? ここからは豪華なゲストの方々にご登場いただきまして、「機動戦士ガンダムUC」についてのスペシャルセッションをお楽しみいただきたいと思います。それではゲストをお呼びいたしましょう。盛大な拍手でお迎えください。まず、小説版の作者でアニメではストーリーとして参加されています小説家の福井晴敏先生です。

(観客の大きな拍手の中、観客入場口から福井さんが入場)

司会:続きまして、月刊ガンダムエースでギャグ漫画「機動戦士ガンダムさん」を連載中の漫画家、大和田秀樹先生です。

(観客の大きな拍手の中、観客入場口から大和田さんが入場)

司会:同じく、月刊ガンダムエースで「それいけ!!松戸アングラー隊」を連載中の漫画家、徳光康之先生です。

(観客の大きな拍手の中、観客入場口から徳光さんが入場。舞台には3台のホワイトボードが用意されており、それぞれの前に3人が立つ)

司会:はい。福井さん、大和田さん、徳光さん、本日はお集まりいただき、ありがとうございます。さて、感動的な本編の余韻に浸っている観客の皆様にはがっかりなお話なんですが、今日はこのお三方にお題を出し、それぞれ漫画で答えてもらうということでお茶を濁したいと思います。

福井:な、なんかずいぶんひどいことを言われてますよ、俺ら。

大和田、徳光:き、聞いてないですよ。

(観客爆笑)

司会:(3人の文句を無視して)題して「ユニコーン漫画道場」。では、さっそく問題です。主人公バナージがいつも持ち歩いている「ハロ」。実はお父さんからプレゼントされた大事なものなのですが、舞台となる宇宙世紀0096においては既に“終わっている”おもちゃです。どれくらい“終わっている”かというと、ルービックキューブやフラフープぐらい“終わって”います。

福井:そ、そんなに終わってんの?

司会:はい。そんなものを学校に持ち込んで、授業も膝に抱えて離さないバナージは実はかなりの変人といえます。想像してみてください。今のご時世にルービックキューブを肌身離さず学校や職場に持ち込んでいる人がいたらどう思われるか。そいつのあだ名は「ルービック」で決まりでしょう。

福井:書いた本人目の前にしてよく言いますね!

(観客爆笑)

司会:そんな宇宙世紀の「ルービック」であるバナージなんですが、ハロを手放す気はないようです。そこで問題。ハロを自由に飾り付けて、持っていても恥ずかしくないようにしてください。バナージをこれ以上“イタい子”にしないために、“ナウ”な感じのハロをお願いします。それではよーい、スタート!…と言いたいところなんですが、会場の都合上お三方には既に回答を描いてもらっています。

アサガヲBlogさんが、福井さん、大和田さん、徳光さんがホワイトボードに描いた漫画を撮った写真を掲載してくださっています。その写真を見ながらこのレポートを読むと理解しやすいでしょう)

福井:そういう流れで最初から話せばいいじゃないですか。

(観客爆笑)

司会:(無視して)ホワイトボードをひっくり返して観客の皆様におまえたちの描いた絵をお見せしてください。

福井、大和田、徳光:「おまえたち」って!

(観客爆笑)

司会:(無視して)あと、ひっくり返すとき口で「ジャジャン!」って言ってください。では、大和田さんからどうぞ。

大和田:はい。え~冷たく紹介された大和田です。はい、いきま~す!

(iPhoneを取り出し、それで「ジャジャン!」の音声を出そうとするが上手くいかない)

徳光:口で言いなさいよ!

(観客爆笑)

大和田:はい(笑)。では…ジャジャン!

(ホワイトボードのボード部分を回転させて裏に貼り付けておいた絵を見せる。大和田さんが描いたのはハロの中にカーディアスが潜んでいてこちらを覗いている絵。大和田さんお得意の“ハロの中の人”ネタ(笑)。「おお~!」とどよめく観客)

福井:これ、後ろの方見えてますか? 大丈夫ですか? 大丈夫そうですね。

大和田:はい。お父さんが涙の別れをしたと思ったら、実はそばにいたと。

福井:いたんですね。

(観客爆笑)

福井:めちゃめちゃ見てますね(笑)。

大和田:心配でしょうがないと。

徳光:大和田さんお得意のハロネタですね(笑)。

大和田:…こんな感じです。

(観客爆笑)

福井:っていうか、完成度の高さに見とれてしまいました。じゃあ続いて、徳光さん。

徳光:はい! ジャジャン!

(徳光さんが描いたのは“袖付き”のドム。よく見るとドムのモノアイがハロ。徳光さんお得意のドムネタ(笑))

徳光:“袖付き”のハロです。後ろの方よくわからないと思うんですが、ここに…(ドムのモノアイを指差す)。

(観客爆笑)

徳光:後は全部飾りです(笑)。“袖付き”でかっこいいと。この時代のハロは“袖付き”だなと。こんな感じです。

大和田:持ち歩けないよ!

福井:あの~持ち歩けませんよね。

徳光:そうですね。膝に抱えられないから、膝に抱えて変だっていう噂はなくなりますね。

福井:まあ…予想通りとはいえ、これもまた無駄に見事に描かれたドムですよね。愛情が溢れていると思います。

(観客爆笑)

徳光:じゃあ、一番絵が上手な福井さん、お願いします。

福井:そうですね。じゃあ、私も漫画家に負けないように頑張って描いてきましたので、ジャジャン!

(福井さんが描いたのは、ハロをケロロ軍曹の顔にした絵。一瞬の沈黙の後、観客爆笑)

司会:福井さん、版権ものは勘弁してください。

(観客爆笑)

福井:あ、はい…すいませんでした。あの~このへんに線(ハロの溝を利用してケロロ軍曹の口を描いている)が入っているところがハロのポイントは押さえているんですけど…。

大和田:下の口の線と合わせたほうが、デザイン的に素晴らしくなると思うんですけど…この線(ハロの溝)とこの線(ケロロ軍曹の口のライン)はいっしょにしちゃったほうが…。

福井:ああ、いっしょにしちゃえばいい。

徳光:というか、完成度低いですよね(笑)。

(観客爆笑)

福井:すごい頑張って描いたんですけどね。

徳光:(観客に向かって)これ、写真に撮ったほうがいいですよ(笑)。(ちなみにこのイベントは異例なことに写真撮影OKでした)

福井:ここまで言われると思いませんでした(笑)。

徳光:いえいえ(笑)。ところで、どうして「UC」の時代までハロを引っ張ろうと思ったんですか?

福井:それは…今、皆さんにご覧になっていただいた「UC」なんですけども、いろんな今までのガンダムの要素を入れているようにみせて、実は話の筋運びというのがガンダムっぽくないんですよね。なので、どっかでガンダムっぽい記号みたいなものをちょっとずつ入れていかないと、なかなか皆さんに受け入れてもらえないんじゃないかなというのがあったんで、ある種ファンサービス的なところですね。

徳光:…。

(観客、徳光さんのリアクションに爆笑)

徳光:ちょっと真面目な話でびっくりしました(笑)。

福井:いや俺、真面目な話をしようと思って今日来てますから。

司会:無駄話をしている間にセッティングが完了したようです。続いて第2問。今回の第1話を皮切りに全6話予定で世界公開が決定している「機動戦士ガンダムUC」。予想以上にかかってしまった製作費を回収するため、関係者はなんとかして儲けようと必死です。

福井:わざわざ言わなくてもいいですよ!

(観客爆笑)

司会:(無視して)そこで3人には“俺が欲しいユニコーングッズ”を考えてもらいました。観客の皆様の反応次第では商品化が実現することもございますので、「このグッズが欲しい!」と思った方は拍手をどうぞ。ちなみに商品化が実現しても、こいつらには一銭も入りません。

福井、大和田、徳光:「こいつら」って!!

(観客爆笑)

司会:ではどうぞ。「ジャジャン!」をお忘れなく。

(大和田さん、またもiPhoneを取り出し、それで「ジャジャン!」の音声を出そうとするが上手くいかない)

徳光:iPhoneを使いたくて使いたくてしょうがないんだから!(笑)

大和田:買ったばっかなんで(笑)。では、ジャジャン!

(大和田さんが描いたのは、ユニコーンガンダムの角の型をした浣腸)

大和田:ユニコーン印の浣腸ですね。

(観客爆笑)

大和田:挿しまして、本編と同じように(角が)パカッと開くんですね。そこから「プリザS」が出ますので…。

(観客大爆笑)

徳光:「プリザS」って!

大和田:患部に留まって長いこと効用が効きますので…。

福井:患部にこれごと留まるんですか? 角ごと?

大和田:角ごとですね。抜くときかなり大変なことになると思います。ギザギザなので。

福井:ああ…そうですか。ホントにもう…一回ポッキリのネタじゃないと絶対出来ないような絵ですね。

大和田:関係者の前で本来なら出来ないようなネタなんですが…。

福井:俺的には「プリザS」って商品名出されちゃったのが一番気になったところなんだけどね…。

(観客大爆笑)

福井:それでは続いて、徳光さんのほう。

徳光:渾身の力を込めて描きました。第2弾、ジャジャン!

(ホワイトボードのボード部分を裏返すが何もない。さらに裏返して結局さっきの“袖付き”のドムの絵に戻る。それを見た観客爆笑)

徳光:はい。“袖付き”のドムです。

(観客爆笑)

徳光:ちょっと、このへんの色が間違ってるんですけども(ドムのモノアイは本来ピンク色だが、この絵では緑色のハロがモノアイになっている)、やっぱり「ユニコーン」にドムを出してほしいと。“袖付き”ならいいなと。

大和田:漫画家ならもう一枚描けよ!

(観客爆笑)

徳光:だって急に呼ばれて「1時間で描いて」って言われてさ~。「飲み屋が閉まるから早く描け早く描け」って言われて。俺、最近フォトショ(フォトショップ)覚えてコピペいっぱい使うようになったから(笑)。その癖でこうなっちゃいました。

大和田:同じもの使うのはコピペとは言わないですよ。

徳光:ちょっとごまかして線を増やすとか(笑)。

福井:でもあれですよ、似たようなの(MS)は第3話から出ると思います。

徳光:ハロ付きのが?

福井:それはない! それはない!

(観客爆笑)

徳光:ドム系が出るってことですね。

福井:そう。ドム系が。

徳光:ほお~! それは楽しみ!

福井:じゃあ次、出しづらい雰囲気ですけど、私のを出そうと思います。はい。ジャジャン!

(福井さんが描いたのは、ユニコーンの角が生えたキャップ(帽子)。キャップからひもがのびている)

福井:これ、おわかりいただけるでしょうか? 俺の素晴らしい表現力で描いたキャップ、帽子ですね。で、帽子のところに角がついているんですけども、ここにあるひもを引っ張っていただくと、(角が)パカッと開く。

(観客爆笑)

福井:普段は「NO」なんですよ。「YES」というときはパッと(角が開く)。今日は、本当は映画館に来た人用に紙で作って配れないかなと思ったんですけど、なんか「思った以上にお金がかかるのでやめてくれ」って言われたんで、ここはとりあえず絵だけで…。もし評判良ければ、ぜひ商品化していきたいと思うんで。

(観客爆笑。そして微妙な感じの拍手)

福井:なんか57%ぐらいの拍手で(笑)。

(観客爆笑)

徳光:グッズができるんじゃないですか?

福井:だから、そういう話ですから。

徳光:そういう、お金に結びつけようとするところが最近の福井さんって感じですね(笑)。

福井:いや、必死だからね。必死だから!

徳光:そうなんでしょうね。

福井:うん。

徳光:(OVAの)第2巻が出るかどうかも、ちょっとわからないぐらい?

福井:いやいや、出すけど。出すけどね…今日のこの映画も、映画作品って作るからには事前に予算立てをして、どうやって回収していくかという筋道を立ててスタートするんですけども、まあぶっちゃけ、最初のクシャトリヤとジェガンの戦ってるとこ、あそこまでで予算を使い果たしました。

(観客大爆笑)

福井:以後のシーンは全部サービスですね。しかもブルーレイもあの低価格で出すっていうのは、もう本当に…俺、最初聞いたときには、どう逆立ちしたって回収できねえだろうと思ったんですけど、だいぶ今皆さんの熱い声援のお陰で、相当劇場での直販のブルーレイもいい感じで出ているみたいですので、ですから今日これからお帰りになる際にも、ロビーの方に関連グッズいろいろ売ってますから、(皆さんが)関連グッズを買えば買うほど、第2話以降の…。

徳光:クオリティが。

福井:クオリティがどんどんアップすると。

(観客爆笑)

徳光:ブルーレイが1枚売れるごとに(OVAの)セル画の枚数が1枚増えると。

福井:俺の買った1枚が、1枚のセル画…まあセル画は使わないんですけど、1枚余分な動画になるかもしれない、と。そう思ったら、皆さんの財布もだいぶゆるむんじゃないかと。どんな感じでしょうか?

(観客爆笑。そして大きな拍手)

司会:はい。無駄話は尽きませんが、ここで第3問。人生の末期に我が子であるバナージにユニコーンを託したカーディアス。感動的なシーンです。裏切り裏切られ、暗い道を一人で歩いてきた男が「何も残せぬまま死ぬのか…」と絶望したそのとき、実の子に思いを繋げることができた、人生逆転の構図。これは例えて言うなら、たくさん集めたガンプラを奥さんに「捨てろ!」と言われたお父さんが「僕が引き取ってあげるよ!」と息子に言ってもらえたようなものでしょう。

福井:すんごい小さい話に例えて言いましたね!

(観客爆笑)

司会:そこで問題。おまえたち3人が次の世代に残したい大事なものを描いてください。っていうか、描いてもらいました。はい。だいぶ会場の空気がだれてきています。ここで目の覚めるような一発をお願いします。

徳光:大和田さん、一発お願いします。

福井:じゃあ大和田さん、よろしくお願いします。

大和田:iPhoneあきらめたので口で言います。ジャジャン!

(大和田さんが描いたのは、富野由悠季監督)

大和田:富野由悠季監督です。

(観客大爆笑)

福井:ああ~! これは…(笑)。でも、どう残せばいいんですかね?

大和田:僕は、人間国宝として指定するべきだと。

福井:ああ~!

大和田:次世代に。

福井:もし…(天に)お召されになっても、剥製みたいにして残すみたいな…。

(観客爆笑)

大和田:そうですね。大英博物館みたいに。

(観客爆笑)

福井:ああ~。

大和田:与えた影響でいうと非常に大きい方ですので。

福井:まあそうですね。この方がいなかったら、今日我々が皆さんと会うこともできなかったでしょうし。

大和田:ぶっちゃけ歌舞伎よりも影響受けてますからね。

福井:えっ? 何より?

大和田:歌舞伎(役者)を人間国宝に指定するぐらいなら…。

福井:こっちをしろと。

大和田:こっちをしろと。

福井:あの…富野さんはこの「ユニコーン」にはたしてどう関わっているのかということは皆さん気になるところだと思うんですけど、ぶっちゃけ全然関わってません。

(観客爆笑)

福井:最初にこの企画をやろうと思ったときに、一応富野さんにはお世話になってるので、企画書を作って富野さんのとこに持って行って、「あの…俺、こういうのやろうと思っているんですけど、どうですか? もしあなたが『こういうのはやらないでもらいたい』と言ったら、俺はやりませんからね」っていう仁義を通しに行ったわけですよ。そしたらそのとき(富野さんは)TVかなんか見てて忙しくて、こう(企画書を)ペラッと見て「うん。いいんじゃない」みたいな感じで。

(観客爆笑)

福井:じゃあ作っちゃおう、みたいな感じで作っちゃったという。だから、「ユニコーン」と富野さんの繋がりはだいたい0.5秒ぐらい(笑)。

(観客爆笑)

福井:じゃあ次。もういい加減次の新しい絵を描いてるんでしょ?

徳光:はい。新しい絵描いてます。

大和田:面白い絵をね。

徳光:え~行きます! 残したいグッズ、ジャジャン!

(徳光さんが描いたのは、“袖付き”のドム…のカード。ちなみにドムのデザインはさっきの2枚とまったく同じ。それを見た観客爆笑)

徳光:“袖付き”のドム…のカードビルダーのレアカードですね。

(観客爆笑)

大和田:(デザインが)同じじゃねーか!

徳光:とにかくカードビルダーを「ユニコーン」までいってほしいと。

大和田:それはいいですけど、また…。

徳光:いや、もうドムしか描きたくないんです(笑)。

大和田:せめて構図を変えなさいよ!

徳光:だから1時間で描けとか言われて…。

大和田:漫画家でしょ!

徳光:一応漫画家です、はい…。

大和田:絵でメシを食ってる…。

徳光:はい、ごちそうさまです…。

(観客爆笑)

徳光:じゃあ、もっと面白いの福井さん、お願いします。

福井:じゃあ、頑張ります。ジャジャン!

(福井さんが描いたのは、人間とロボットが机で絵を描いている後姿。左が人間。右がロボット)

福井:これ、一目見れば何かわかると思うんですけれども、こちら(人間の方を指差して)が手描きアニメです。で、こっち(ロボットの方を指差して)がCG。

徳光:(ロボットの絵を指差して)ロボットの後姿です。

福井:全然伝わらなかったですね(笑)。

大和田:シーンとしましたね(笑)。

福井:上手いこと描いたなあと思ったんですけど(笑)。

徳光:ブンゴー・福井晴敏が考えるCGはこれなんです。CGを作っているロボットという意味です。

福井:そう。すいません。こんなにわかってもらえないと思わなかったんで、結構ショックですけど。

(観客爆笑)

福井:今アニメーションというのは、CG化の波というのが前世紀の末ぐらいからだいぶ来てまして、この「ユニコーン」をやるときにも、モビルスーツはCGで、っていうのが、手間とかコストとか考えても一番妥当な選択だったんですけど、要所要所で、例えば戦艦とか動かすのに、重いもの動かすときにCG使うのはいいんだけど、MSはやめようよ、と。MSだけは手描きでお願いしたいっていうことは最初から言っていて。これはなんでかっていうと、MSってメカのように見えて実はキャラクターなんですね。で、キャラクターをメカニック的な動きの、計算上だけのCGで作ってしまうと、どうしても“艶”が出ない。ここはぜひ、本当に大変になることは百も承知だったんですけど、ぜひともっていうところで、今回のクシャトリヤのあの…ぼってりしたボリューム感たっぷりの動きとか、機体ごとに重さが違う感じが出せた。で、ガンダムの方は変型するところはCGの方がバキバキと綺麗な絵で出せるので、そこの後はもうケレン味たっぷりの動きをしてもらうと。そういうことで作っていったんですけども、これでみんな、ロボットは手描きで描くようにしようかっていうふうに、他がなっていくかっていうと、やっぱり難しいんですよ。やっぱり最初から「ユニコーン」ぐらい覚悟してお金をかけて頑張ってやるぞという思いでやらないと、どんどんメカニックってCGになって、下手すりゃたぶん人物とかもCGでやっていくようになっちゃうだろうなと。だからまあ、手描きで動きの艶を出して人間っぽさを出すっていうのは、本当に日本の職人芸みたいなところがあるんで、これはぜひ次世代に残していきたいなあと思う。で、どうやって次世代に残していくのか? これはですね、先程もお話しましたけど、今ロビーの方で関連グッズがいろいろ売ってまして…。

(観客爆笑)

福井:これを買っていただくと、手描きアニメの寿命が1日、また1日と延びていきますので、ぜひ皆さん、よろしくお願いします。

----------------------------------------------------------------

※点線内の内容は②12:30~の回のみの発言

福井:あと、「原作の小説と今回のアニメーションってどこが違うの?」ってところをせっかくだからちょこっと説明しておくと、実はあんまり違わないんですけども、今回一番印象が違ったのは、この中にどのくらい原作を読まれた方がいるかちょっとわからないんですけども、ユニコーンガンダムが動き出すときに、原作の方は拘束具を引きちぎってガン!と飛び出るんですけども、今回アニメの方では(ケージが)スーッと開いて発進してるじゃないですか。これはなんでかっていうと、バンダイがケージ付きプラモデルを出すから壊しちゃまずい…。

(観客爆笑)

福井:…ということではないんですよ。みんなそう思ってるので癪だから説明しておこうと思うんですけども、原作よりもアニメの方が時間の関係上、バナージの過去の記憶の覚醒っていうのを早め早めにやってるんですね。原作ではそれこそミネバ助けた後とかも…。あっ! ミネバって言っちゃったけど(笑)。

(観客爆笑)

福井:一度は「君とは一緒に行けないよ」みたいな流れになるんだけど、今回(アニメでは)スッと一緒に行ってしまう。これは最初にユニコーンガンダムを遠くから目撃したときから彼の記憶の栓が緩み始めているわけです。だけど原作の方では、最後ユニコーンガンダムに乗ったあたりでようやく緩み始めるっていう感じなんですね。だから割と勢いに乗ってドン!と引きちぎっていかなければ先に進めないっていう感じだったんですけど、今回(アニメでは)ユニコーンガンダムに乗ったときにはほぼ全部の記憶が戻っていて、自分が何をしなければいけないか、誰を裏切らなきゃいけないかっていうことも、もうわかったうえで行動に移ると。

大和田:帰りに小説も買っていかないと…。

福井:そうですね。ぜひ見比べていただけたらと思います。

大和田:これまた偶然にも…。

福井:偶然にもロビーに…。

(観客爆笑)

福井:そういう流れがあったんで、最後アニメの方では、「そこまでわかって行くんだったら、どうぞ行ってらっしゃい」というふうにケージが開く。地獄へ行ってらっしゃいという感じで開くというふうに演出が変わっていると。こういうことはやっぱり原作読まないとわからないですからね。ぜひ読んでアニメの方と見比べていただけたらと思います。

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司会:はい。最後までだれっぱなしでしたが、終わりのお時間がやってまいりました。

福井:良いこと言ったと思うんだけどな~(すねた感じで)。

(観客爆笑)

司会:(無視して)最後におまえたち3人に宣伝の時間を差し上げます。お客様はだいぶ帰りたい空気になっているので、手短にどうぞ。

福井:じゃあ、ここは大和田さんから。

大和田:私事ですが昨日、僕の作品のアニメ「ムダヅモ無き改革」のDVDが発売になりましたので、「ユニコーン」と比べたら鼻くそみたいな出来なんですけども…。

福井:いやいやいや!

(観客爆笑)

大和田:ぜひ何かのついでにお手に取っていただければありがたいと思います。それと「機動戦士ガンダムさん 公式ファンブック」というのも昨日発売となっております。これもまた小説「ユニコーン」と比べたら耳くそみたいな…。立ち読みでよろしいのでよろしくお願いします。

(観客爆笑)

福井:あの…「ムダヅモ無き改革」はだいぶ過激な時事ネタが入ってますけど、アニメにして大丈夫ですか?

大和田:いや、ホントは駄目だと思います。

(観客爆笑)

大和田:もう抗議来るの覚悟で…。

福井:これはこれで勝負かけてる作品なので、ぜひ皆さん…。

大和田:「ユニコーン」とは違う場所で勝負しようと。

福井:よろしくお願いします。

(観客大きな拍手)

徳光:「ケロケロエース」という子どもの雑誌で、「どうぶつの林」というのをパンダ師匠という名前で描いてまして、それが6月に単行本になることになりましたので、ぜひともよろしくお願いします。

(観客大きな拍手)

福井:内容的には…。

大和田:さぞかし面白い漫画ですよね。

福井:聞き覚えのあるタイトルなんですけど、どんな感じなんでしょう?

徳光:最初は「どうぶつの森」のパロディで始まったんですけども、だんだん変な方に行って実験漫画になっちゃって…それでも子どもがちゃんと票を入れてくれるんで、ちょっとびっくりして…。変なことやっても、笑ってくれる人がいるんだっていうのがまた…。

福井:そういうところに甘えると、全部こういうドムの絵を描くような人になっちゃうわけですよね。

(観客爆笑)

徳光:だから、編集部の方で「名前を変えろ」と。僕の独自色を出すなって言われてるから(笑)。

福井:(最初から仕事を)頼むなって話ですね(笑)。

徳光:そんな感じです。

福井:はい。最後に自分の方からはもちろん、(OVA「機動戦士ガンダムUC」)第2話がいつになるのかということなんですけども、今のところ…秋というところで頑張っております。なかなか先だと皆さんお感じだと思うんですけど、光陰矢のごとしで割とすぐに来てしまって、またこの劇場でお会いできたらと思います。第2話のサブタイトルのほうが「赤い彗星」。

大和田、徳光:おお!

福井:っていうサブタイトルであるからには、仮面をかぶったあの人とかが出てきて、もちろんシャアの声でしゃべりますんで、これはこれでまた見ものだと思います。自分も今からアフレコが楽しみなぐらいなんで。ですから10月までまたちょっと間が空いてしまいますけど、その間この第1話を繰り返し見て、あと…中には小説をまだ読んでないよ、アニメを全部見るまでは読まないように我慢しようって思ってる方いらっしゃると思うんですけども、我慢する必要はまったくありません。

(観客爆笑)

福井:先が気になったらすぐに確かめたほうが精神衛生上良いと思うので、これまたロビーに…。

徳光:何回「ロビー」って言うんですか!

(観客大爆笑)

福井:売ってますんで(笑)。ぜひお買い求めいただけたらと思います。

(観客大きな拍手)

司会:はい。ありがとうございました。観客の皆様、ぐだぐだのイベントにお付き合いいただき、ありがとうございました。

(観客爆笑)

司会:最後までパッとしなかった3人にせめて盛大な拍手をお願いします。

(観客爆笑そして大きな拍手)

福井、大和田、徳光:ありがとうございました。

司会:3人ともお疲れ様でした。次の上映があるのでさっさと掃けてください。

(観客大爆笑)

福井、大和田、徳光:はいはい。掃けますよ~。

(福井さん、大和田さん、徳光さん、すごすごと退場。観客爆笑そして大きな拍手)

司会:本日はアニメ「機動戦士ガンダムUC」角川プレミア上映イベントにご来場いただき、まことにありがとうございました。本作「機動戦士ガンダムUC」はイベント上映、配信、ビデオグラムが世界で同時期に進行するクロスオーバー・コンテンツとして展開していきます。3月12日にはDVDとブルーレイが国内販売される他、海外でもブルーレイ販売が予定されております。しかもこのプレミアレビュー期間中、上映館に限り先着10,000枚のみ先行販売でブルーレイがご購入いただけます。また、ソニー・コンピュータエンタテインメントにより運営されておりますプレイステーションストアでもこの第1話の有料配信がスタートしております。また、本日ご出演いただきました福井晴敏先生による小説「機動戦士ガンダムUC」は角川文庫、角川スニーカー文庫から第1巻と第2巻が好評発売中です。そして月刊ガンダムエースではコミック版「機動戦士ガンダムUC バンデシネ」が連載中です。映像、小説、コミックで展開する「機動戦士ガンダムUC」にどうぞご期待ください。

(観客大きな拍手。そして退場)

■レコメンド
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機動戦士ガンダムUC (5) ラプラスの亡霊
機動戦士ガンダムUC (6) 重力の井戸の底で
機動戦士ガンダムUC (7) 黒いユニコーン
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機動戦士ガンダムUC (9) 虹の彼方に 上
機動戦士ガンダムUC (10) 虹の彼方に 下
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ユニコーンの日(上) 機動戦士ガンダムUC(1) (角川文庫)
ユニコーンの日(下) 機動戦士ガンダムUC(2) (角川文庫)
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MG 1/100 ユニコーンガンダム 映像版 SPパック
HGUC 1/144 リゼル(隊長機)
HGUC 1/144 ロト ツインセット
MG 1/100 MSN-06S シナンジュ Ver.ka チタニウムフィニッシュ
HGUC スタークジェガン
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HGUC リゼル
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ROBOT魂 ギラ・ズール
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HGUC 1/144 ギラ・ズール
HGUC ユニコーンガンダム ユニコーンモード
HGUC ユニコーンガンダム デストロイモード
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