富野由悠季&ガンダムニュースをまとめ読み。
<
スポンサーサイト
-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告 | top↑
月刊ニュータイプ2010年3月号 OVA「機動戦士ガンダムUC」 Creation Archive 福井晴敏&高橋久美子 緊急インタビュー 要約版
2010-02-09 Tue 02:33
■月刊ニュータイプ2010年3月号 OVA「機動戦士ガンダムUC」 Creation Archive 福井晴敏&高橋久美子 緊急インタビュー 要約版

ストーリー・福井晴敏 緊急インタビュー

劇場公開目前に迫る“俺たちの”ガンダム!

――いよいよ2月20日より「機動戦士ガンダムUC」が劇場公開される。そこで今回はその記念すべき第一歩を祝し、小説版を執筆した福井晴敏へのインタビューを敢行。既に多くのヒット作を持つ福井が、なぜ“ガンダム”を手掛けることになったのか、その始まりについても語ってもらった。

福井:10年ほど前、「∀ガンダム」のノベライズ(2000年刊)をさせていただいたことがありました。そのことでサンライズの人たちと回線がつながったことが、“始まり”だったと思います。その当時はまだみんなペーペーだったので何もできなかったんですが、いつか何かやってやろうという気持ちだけはあったんですね。そんな中、「ガンダムエース」編集部から何かやってくれないかという声がかかり、そこで具体的に「UC」が動きはじめます。

――そして2006年末。「ガンダムエース」12月号誌上において、ついに「機動戦士ガンダムUC」が正式に発表される。その新作はまさかの「宇宙世紀」続編だった。

福井:非宇宙世紀ものを含めいろいろ検討したのですが、最終的に「逆襲のシャア」後の世界を描こうということになりました。「逆シャア」は、今にしてみると“戦争”ではなく“テロ”を描いていたと思うんですが、それを現実の「9.11」に置き換えたとき、“その後”の世界を描けるのは今しかないと考えたんですね。

――こうして生まれた「UC」は、全10巻という自身最長となる小説版を経て、ついに映像化を果たす。

福井:まさに感無量。関わりも深かったし、長かった。なにより僕が言いだしっぺだったので、投げるわけにはいかなかった。やっとお見せできるものができてホッとしました。ここまでいっしょにやってくれたスタッフには本当に感謝しています。

――さてスタッフといえば、異色だったのが、初のガンダム参加どころか、ロボットアニメ初挑戦となる監督の古橋一浩だろう。

福井:古橋監督は、緻密な計算を積み重ねていったうえで、情感のうねりでドラマを描ける稀有な才能をもった方。普通ならば「これはアニメで表現しきれないから」とあきらめてしまうようなシーンを、高橋久美子さんという逸材とのタッグで実に見事に描写しています。過剰なセリフやアクションでごまかさず、細かな目の動きや表現の変化で感情を描いている点に注目してください。

――あの小説を映像化できるのか?という不安を、真っ先に原作者自らが否定してくれた。そのうえで、小説版にはない“音”についてもこだわりがあるのだという。

福井:今回は、初代「機動戦士ガンダム」の音を5.1ch化することを目指しました。ガンダムのオリジナルサウンドには、耳にした人を振り返らせるくらいのものすごい力がある。それを使わない手はないだろうと。今後、いろいろなところで「UC」の映像が流れると思うのですが、そのとき、まず音で振り返ってもらいたい。そこから今はもうアニメからは離れてしまっているかつてのファンが再び戻ってきてくれると嬉しいですね。「UC」はそういう人たちのためにこそつくったガンダムですから。

見どころ「UC」

TVシリーズだったら「ガンダムUC」にならなかった

福井:もし僕がTVシリーズを依頼されたのであれば、おそらく宇宙世紀ではない新作ガンダムをつくったでしょう。TVでやるのなら、その時代の少年たちのためのものにしなければ意味がないからです。逆に劇場公開もしくはOVAでやるのなら宇宙世紀ものしか考えられない。潜在的なマーケットの規模が段違いですから。当時、同じ層を狙った劇場版「機動戦士Ζガンダム」が大ヒットしたこともそれを後押ししました。

当初はあきらめていた、こだわりの初代サウンド

福井:「機動戦士ガンダム」の音声を5.1ch化することについて、当初は「音源が古すぎてできないんじゃないのか」と思っていたんですが、劇場版「機動戦士Ζガンダム」ではそれが行なわれていた。それで、すぐに「あの効果音をやった人にぜひ!」ってご指名で依頼しました。第1話ではユニコーンガンダムの起動音やクシャトリヤのファンネルの音に注目してほしいですね。ともに「機動戦士ガンダム」の音をもとにつくっています。

カーディアス・ビストは“箱根の山の老人”!?

福井:声優さんに関しては、「UC」の物語が非常に入り組んだ話なので役柄を説明するのが大変でした。そこでカーディアス役の菅生さんには「あなたは政財界を裏で操る箱根の老人です」なんてたとえ話で伝えたりと工夫しています。ちなみに、サイアム役の永井さんには「機動戦士ガンダム」のオープニングナレーションは、このサイアムがしゃべっていたのではないか?という感じでやってください」とお願いしました。

アニメ版のバナージはためらわない!?

福井:全10巻もある小説版をアニメ化する以上、どうしてもどこか削っていかなければなりません。第1話でも分かる大きな変更点は、バナージの吹っ切れ方。小説版ではけっこう先の方まで「争いごとには関わらせない」という母親の呪縛から逃れられないんですが、アニメ版ではユニコーン搭乗時点で覚悟を決めてしまいます。小説版と異なり拘束具を引きちぎることなくユニコーンが発進するのはその意味を出すためです。

一度見れば、聞けばわかる「機動戦士ガンダム」の血脈

福井:「UC」は、30年前の傑作を、今つくり直したらこうなるよということを全力でやった作品。ですので、やはり「機動戦士ガンダム」を夢中になって見ていた世代に楽しんでほしいと考えています。シャアによく似たフル・フロンタルという“仮面の男”を出したり、ガンダムの音にこだわったのはそのため。見た人、聞いた人に「これは俺たちのガンダムだ」って思ってもらうための“記号”を数多く盛り込んでいます。

アニメーションキャラクターデザイン・高橋久美子 緊急インタビュー

安彦キャラクターに息を吹き込むという重責

――先にも触れたが、「ガンダムUC」の見どころは、キャラクターの複雑な描写の細かさにもある。その芝居を高いレベルにまで持ち上げたのが、アニメーションキャラクターデザインの高橋久美子だ。巨匠・安彦良和の描いたキャラクターをアニメ用にリファインするという、考えただけでも身震いする難作業について彼女はこう語る。

高橋:私の一番最初の仕事が劇場版「機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙編」だったんですよ。その後も多くの安彦作品に参加させていただきました。だから、当初は安彦さんらしさを目標に作業していたのですが……とても無理だと早い段階で気付きました(苦笑)。また、絵面を似せるだけでもダメなんです。安彦さんの絵とは、動きのタイミングやポージングなど、全てをひっくるめてのもの。限られた時間の中、自分の力量ではとても表現しきれませんでした。そのほか、ガンダム世界ならではの約束ごとなども多く、本当に大変でした。

――と、本人は大いに謙遜しているが、その描写のクオリティの高さは見ての通り。細かな演技の繊細な造形を、ぜひ劇場の大画面で堪能してほしい。

※あくまで要約です。元記事をお読みになりたい方は、月刊ニュータイプ2010年3月号をお求めください。

■レコメンド
Blu-ray Disc/DVD
機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) 1 (Blu-ray Disc)
機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) 1 (DVD)
ミュージック
機動戦士ガンダムUC オリジナル・サウンドトラック
流星のナミダ(初回生産限定盤)(DVD付)
流星のナミダ(2010年3月31日までの期間生産限定盤/ガンダム盤)
流星のナミダ(通常盤)

機動戦士ガンダムUC(1) ユニコーンの日(上) (角川スニーカー文庫)
機動戦士ガンダムUC(2) ユニコーンの日(下) (角川スニーカー文庫)
ユニコーンの日(上) 機動戦士ガンダムUC(1) (角川文庫)
ユニコーンの日(下) 機動戦士ガンダムUC(2) (角川文庫)
機動戦士ガンダムUC (1) ユニコーンの日(上)
機動戦士ガンダムUC (2) ユニコーンの日(下)
機動戦士ガンダムUC (3) 赤い彗星
機動戦士ガンダムUC (4) パラオ攻略戦
機動戦士ガンダムUC (4) パラオ攻略戦 特装版(MGユニコーン武器セットつき)
機動戦士ガンダムUC (5) ラプラスの亡霊
機動戦士ガンダムUC (6) 重力の井戸の底で
機動戦士ガンダムUC (7) 黒いユニコーン
機動戦士ガンダムUC (8) 宇宙と惑星と
機動戦士ガンダムUC (8) 宇宙と惑星と 特装版 MGシナンジュVer.Ka用バズーカ付き
機動戦士ガンダムUC (9) 虹の彼方に 上
機動戦士ガンダムUC (10) 虹の彼方に 下
機動戦士ガンダムUCパーフェクトガイド
スポンサーサイト
別窓 | ガンダム | top↑
| シャア専用ニュース |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。